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養生の話

少欲知足

”少欲知足”とは、”欲を少なくして、足るを知る”ことによって、

煩悩を離れ迷わずに苦しむこともなく幸せに生きることが出来るという、

仏教の世界の教えですが、

これは単に精神世界の話だけではなくて、

健康にも同じことが言えるのではないかと思います。

断食が健康に良いことは、昔から言われていることですが、

これも食欲という三大欲の一つを断ち、

体に本来備わっている生きる力を蘇らせることができます。

断食までしなくても、美食に走らず間食もせず、

四季のものを摂り、量も少なめにすることで、

健康を維持ずることができます。

もっと豊かになりたいと、欲を膨らまし、

そのことによって迷い悩み苦しむ・・・

経済的にはその方が発展するのでしょうけれども、

経済的な豊かさに反比例して、

精神的・肉体的な豊かさが失われていくのは、

なんとも皮肉なこと。

足りないことを嘆くよりも、

足りているということを知ることが、

健康の第一歩かもしれません。

陰陽のリズムを知るということ

体はあるリズムによって変化していきます。

例えば、明け方目覚める前に体 温が低く、昼間高くなります。

血圧もそうです。

外気温の変化によって、体 が体温調整をしますので、

季節によって外気温に適応するように、体が調整 されていきます。

女性の場合、毎月、月経が起こりますので、

卵胞期-排卵期 -黄体期-月経期というリズムによって、

体は変化していきます。

東洋医学の場合、陰陽のバランスによって変化していくと考えています。

一日 の変化を見ると、24時に陰気の極を迎え、

時間がたつにつれ徐々に陽気が増え ていき、

12時に陽気の極を迎え、また徐々に陰気が増えていきます。

体もこの リズムに応じて、体内の陰気、陽気のバランスが変化していきます。

1ヶ月の 変化も同じように、月の満ち欠けに応じて、

陰陽の変化していきますので、

そ れに応じて、体の陰気、陽気バランスが変化していきます。

さらに、1年を見 ていくと、夏至は、陽気の極で、

徐々に陰気が増していき、冬至になると陰気 の極となり、

徐々に陽気が増していくサイクルをとります。

春分と秋分が陰陽 のバランスが取れている時期というわけです。

また、季節と季節の間には、土用といって、

気がダイナミックに変化する期間 があります。

気の変化に対応しきれない虚証タイプの人は、

この時期に体調を崩し易いのです。

このように、一日のリズムがあり、月のリズムがあり、

年のリズムがあって、 それぞれが絡み合って、

人の体は調整されているのです。

この調整がうまくい かなくなると、

さまざまな体調不良や病気になってしまうのです。

女性の場合は、毎月ダイナミックに体が変わっていきますから、

陰陽の変化と いうものにとても敏感なのです。

その月の変化に、一日の変化や一 年が加わると、

日常から体調管理をしていたいと、

たちまち陰陽のバランスを崩してしまうのです。

そういう陰陽のリズムがあることを知って、

一日、一ヶ月、一年の 変化にうまく対応することで、

常に健康的な心身でいられることができるのですね。

土踏まず

先日あるテレビ番組で足のむくみを効果的に摂る方法として

土踏まずをマッサージすることが紹介されていました。

土踏まずには腎経が走行していますので、腎の症状が現れる

エリアでもあります。

腎は水分代謝に欠かせない機能です。腎経のエリアである

土踏まずを刺激することは腎の機能を活性化し

水分代謝を高めるには効果的でしょう。

この方法を紹介していた人は、体育大学の先生でしたので

おそらく経絡的な知識はないと思います。

経験的に土踏まずをマッサージすることで浮腫みが改善することを

知ったのでしょう。

また、その話の流れで、土踏まずの筋肉が落ちてくると

寿命が短くなっているというある靴の職人から聞いた話が

紹介されていました。

これもまた言いえて妙な情報でした。

腎は先天の気が宿ると東洋医学では言われています。

先天の気とは、親から受け継いだ気で

分かりやすく言うと、体質ですね。

医学的には、親から受け継いだ遺伝子というかもしれません。

土踏まずという一見寿命とは全く関係のないような部分が

ある意味生命力を図るポイントとして

経験的に知られているのです。

私も日々治療をしていて、患者さんの土踏まずを見る機会がありますが

確かに、不妊症でいらしている患者さんで

この土踏まずが貧弱な方は多く見かけます。

つまり、腎が弱いタイプの方が多いといういうことですね。

腎は生殖機能と密接関係がありますから、

腎の弱さが土踏まずに反映されているのです。

土踏まずは、歩いたり走ったりすることで、筋肉が発達していきます。

スポーツをされている人は、土ふますが発達しています。

不妊症以外で、たとえば腰痛や肩こりなどの運動器疾患の

患者さんは、この土踏まずが発達している人は多いです。

土踏まずが発達しているということは、それだけスポーツや肉体労働など

活動的に動いているということで、それはすなわち気が充実している

ということでもあります。

気が充実しているということは先天の気が充実していて

腎の機能が発達しているという証拠でもあります。

なので、土踏まずを鍛えれば、腎の機能も活性化するはずなので

不妊症で悩んでいる人は、ウォーキングやジョギングなど

積極的に足を使う運動をして、

腎を鍛え妊娠しやすい体質に改善していきましょう。

物忘れ

”最近物忘れが多くなりました・・・”

と、患者さん。

更年期真っただ中の患者さんは、

様々な症状を抱えています。

物忘れというと、

どうしても認知症が頭に浮かんでしまいます。

不安に感じている患者さんは

検査をした方が良いのか

迷っている様子。

物忘れは、確かに脳の認知機能が低下している

証拠でもありますが、

それが病的な状態でない限り

いわゆる老化の範疇です。

東洋医学では、歳とともに腎気が低下する

と考えています。

腎気は脳髄も司るので

腎気が衰えるということは、

司っている脳髄も衰えるということなので

どうしても認知機能も低下してしまうでしょう。

最近の医学研究では、

脳細胞は歳をとっても衰えないということが

分かっています。

ようは、使えば使うほど、

どんどん進化するようです。

最近、アメリカで認知症の患者数が

減っているという報告がありました。

その原因が、高学歴の割合が高くなったことらしいのです。

つまり、脳を使えば使うほど

認知機能は高まり

認知症は減るということなのでしょう。

併せて、補腎をして

腎気の衰えを限りなく少なくしていけば

脳髄はしっかりと機能をして

いくつになっても聡明でいることができるでしょう。

冬の養生

東洋医学のバイブルである”黄帝内経”の四季調神大論編に

それぞれの四季の過ごし方が書かれています。

冬の養生法として

夜は早く寝、朝はゆっくりと起きる。

日の出日没に伴って紀居すべきである。

欲望を潜めながら、すでに遂げたように満足感を保つ。

体内の陽気を漏らさないように

寒い刺激を避け、身体を暖かく包む。

これは、冬は閉蔵の季節で、

全ての生機が閉じこもる性質があるから

そのように過ごすこととされています。

もし、この養生法に背くと

冬の時期によく活動する腎気が損なわれ

翌春に足がしびれ、腰が曲がる病気に

かかるといわれています。

冬だからといって、仕事の忙しい人は

早寝は多少できたとしても、

遅く起きることは難しいでしょう。

せめて体を暖かくして、腎気に影響のある性欲などの

欲を控えることでしょうか。

今週末から二十四節気の大寒が始まります。

一年で最も寒い時期ですので、

この養生法を思い出して

春に体調を崩さない身体にしていきましょう。

寒の入り

1月5日は二十四節気の”小寒”。

いよいよ本格的な寒さが到来です。

その証拠に、今日の最低気温は氷点下2度!

天気予報では、東京の最低気温は都心が基準なので

氷点下を記録することとはまれですが、

都心よりも3~4度低い八王子は

軽く氷点下になります。

とはいえ、雪国の人たちに比べれば

まだ暖かいといえるかもしれませんね。

これからの1ヶ月は一年中で最も寒い時期です。

五行色体表の”五悪”では、寒は水に配置されています。

水に配置されている臓腑は”腎”ですので、

腎が弱っている人にとっては、この寒が堪えます。

逆に、冬の寒さがとても苦手という人は

腎が弱っているかもしれません。

手を腰に当てる(体育の時、整列するときにする動作)時に

丁度親指が肋骨の一番下の骨に当たりますが、

その部分に腎臓はあります。

その部分をカイロなどで温めると

腎気を補うことができます。

いつも腰が重怠い・・・

という人は、腎性の腰痛の可能性がありますので

この部分を温めましょう。

腎は生殖機能と密接な関係がありますので

妊活中の女性は、特にこの部分を温めると良いでしょう。

心身一如

東洋医学では心と体の関係をとても密接に考えています。

それを”心身一如”と表現していますが、

仏教やヨガにも同じような考え方があり、

修行法や瞑想法にも心と体を一体にすることを重要視します。

先日、とても強いストレスを受けて月経周期が乱れてしまった

という患者さんがいらっしゃいました。

まさにこの心身一如の考え方に即して考えると

心の状態が体の状態に反映したことを表しています。

女性の場合は、生理の状態が精神的な部分に影響を与えることが

多くあります。また、精神的なストレスによって、生理が乱れることもあります。

この心身一如を理解するにはもっともわかりやすい例でしょう。

そのような症状を改善するときは、

どちらが主であるかを見極めて、

体が原因の場合は、心の状態を整えることで改善しますし

心が原因の場合は、体の状態を整えることで改善していきます。

この患者さんの場合は、心の問題が原因なので

鍼灸治療をすることで体の状態をリラックスさせることで

心の問題も次第に解決していくことでしょう。

東洋医学は、この心身一如の発想をうまく利用し

心身の状態をベストな状態に保つよう

心と体にゆっくりと働きかけます。

クコ酒

Kuko

クコ酒を作りました。毎日飲用しています。

不老長寿の妙薬とも言われているクコ酒ですが、

クコは、歴とした生薬です。生薬名は”枸杞子”と書きます。

性味は、甘・平

帰経は、肝・腎・肺

効能は、滋補肝腎・明目・潤肺

滋補肝腎は、肝腎陰虚という症状を改善します。

肝腎陰虚とは、分かりやすく言うと老化です。

頭のふらつき、めまい、視力減退、腰膝のだるさ

精力減退などが起きます。

また、肺腎陰虚という症状にも効きます。

陰虚ですが、慢性の咳嗽などが起こります。

なんとなく喉がいがらっぽい状態です。

体が老化していくと、体に潤いがなくなってきますので、

陰虚という症状を引き起こすのですが、

その陰虚を改善し、体に潤いを取り戻す効果が

この枸杞子にはあります。

体の細胞が生き生きとしていくのです。

それから、血虚症状にも効果があります。

西洋医学では貧血という言い方をしますが、

東洋医学では、血虚といいます。

症状としては、目が疲れる、目がかすむ

皮膚が乾燥する、毛が抜けやすい

爪が割れやすい、足がつりやすいなどなど・・・

美容に枸杞子が良いと言われますが、

体の潤いを取り戻し、体の隅々まで

血液を循環させることで

肌がピチピチになる!からなのですね。

クコ酒の作り方は簡単です。

200gのクコに2000mlの焼酎(25度以上)を入れ

1ヶ月ほど寝かしておきましょう。

出来上がったら、一日2~3回、20mlずつ飲用しましょう。

もちろん、お酒ですので、車の運転をする前は

飲用を控えてくださいね。

腹七分目

”腹七分目の意味がようやく分かりました!”

と、いつも胃の不調を訴えていた患者さんが

以前ドクターから再三言われていた言葉の

意味を実感したようです。

食欲があるので、つい食べ過ぎてしまい

その後に胃がむかむかすることを繰り返していたようです。

分かっていはいるけれども

食欲には勝てません。

別の症状で病院に行くと

その度に食べ過ぎを指摘され

”腹八分目ではなく、七分目にしなさい!”

と言われていました。

ある時に、意を決して七分目で我慢したところ

いつものむかむかなどの不調がありません。

あまりにも胃気が軽いのを実感した患者さんは、

ようやくドクターが言っていたことを理解したようです。

食欲があるうということは、胃が健康で丈夫だから

と思っている人もいますが、

逆に、胃が調子が悪くて、とか、自律神経が乱れて

食欲が亢進してしまっている場合もあります。

当然、胃に無理がかかるので、余計に悪化してしまう結果になります。

胃が調子よくないときは、とにかく胃に負担をかけないことが大切。

なので、極力、食べる量を減らして、腹七分目くらいが丁度良いでしょう。

胃は、体に栄養を補給するための大切な臓器ですので

常に胃をいたわって過ごすことが

健康を保つ秘訣になります。

七草粥

1月7日の朝に食すと一年の無病息災で過ごすことが出来るという

春の七草粥。

正月の暴飲暴食で疲れた胃を休めるためとも言われていますが

確かに、正月はほぼ運動もせず、あいさつ回り先で振る舞われる料理を

一日食べては飲みを繰り返し、体重も激増してしまった

という人も多いでしょう。

この行事は平安時代には行われていたようで、

室町時代になり汁物を食することが原型になっているようです。

七草粥の七草は、セリ、ナズ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ

ですが、基本的に冬の季節に手に入る野菜が中心で

地方によっては、これに拘らず

様々な食材を入れているようです。

いずれにしても、正月の暴飲暴食で疲れた胃をリセットするには

丁度良いかもしれません。

さすがの私も普段食べつけないものばかり食べ

アルコールもほぼ毎日飲んでいたので

食欲不振と胃痛になってしまいました・・・

私の場合は、プチ断食をして

胃にリセットをかけます。