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医療な話

セルフメディケーション税制

セルフメディケーション税制が施工されてから年が経過しましたが

まだご存知のない方もいるかもしれませんので

簡単にご説明いたします。

まず、セルフメディケーションとは、軽い病気やケガを

医師の治療を受けることなく、市販の薬などを使用して

自分で治療することをいいます。

セルフメディケーション税制は、このセルフメディケーションを推進する一環で

特定の市販薬を購入した場合、その購入費用を所得から控除して

所得税を軽減するための制度になります。

特定の市販薬とは、一般用医薬品のうち医療用から転用された

スイッチOTC医薬品と呼ばれるもので、特定の有効成分が含まれている

一般用医薬品をいいます。

リストは、厚生労働省のHPに掲載されています。

現在対象となっている医薬品は、風邪薬、胃腸薬、鼻炎用内服薬

肩こり・腰痛の貼付薬など1600品目以上あります。

年間の購入費が12,000円を超えた場合、その超えた額が控除額になります。

上限は88,000円までなので、それなりに減税効果は期待できそうです。

通常の医療費控除とは別の制度ですので、

該当した一般用医薬品を12,000円以上購入している人は

是非この制度をご利用ください。

 

統合医療

統合医療とは、西洋医学を中心とし、西洋医学では力の及ばないところを

補完・代替医療で補うことにより、患者に行う総合的、全人的医療をいいます。

補完・代替医療は、西洋医学以外の医学で、アロマセラピー、

カイロプラクティック、鍼・灸、漢方医学などがあります。

この流れは、1998年に設立されたアメリカのNIH(米国国立保健研究所)の

国立補完・代替医療センターから始まっています。

日本では、2010年に厚生労働省に統合医療プロジェクトチームが結成され

2017年から統合医療科が設置されるようになっています。

統合医療の目指す方向は下記のとおりです。

1.QOLの向上を目指し、患者一人ひとりに焦点をあてた患者中心の医療

2.近代西洋医学及び伝統医学や相補・代替医療従事者による共同医療(真のチーム医療)

3.身体、精神のみならず、人間を包括的に診る全人的な医療

4.治療だけでなく、疾病の予防や健康増進に寄与する医療

5.生まれてから死ぬまで一生をケアする包括的な医療

6.「尊厳ある死(Death with Dignity)」と、患者だけでなく残された遺族も満足できる「良質な最期のとき(QOD:Quality of Dying and Death)」を迎えるための医療

日本では、鍼灸や漢方、アロマセラピー、心理療法、気功やヨガなど

まだ限られた代替療法が行われているに過ぎませんが

資格制度の整備などによって、もっと幅広い代替療法が

西洋医学とコラボすることによって

患者さんのQOLの向上や、単に西洋医学だけ治療に頼らない

予防医学や健康増進に寄与することができるでしょう。

その筆頭が日本で長年にわたり親しまれてきた鍼灸治療であることは

間違いないでしょう。

西洋医学からも患者さんからも期待される鍼灸治療を

これから益々広めていきたいと考えています。

危険な痛み

痛みは、生体を損傷するような外部や内部からの刺激が加わると

痛みという感覚が生じます。

この痛みの刺激は、基本的には生命に関わる刺激なので

常に不快感を伴い、その痛みの原因から逃避しようという

行動を引き起こします。自分の体を守るために必要な刺激なのです。

痛みが出たときに、例えば安静する、鎮痛剤を服用する

あるいは痛みのある部分を擦ってみることで

痛みが緩和する場合があります。

強くて耐えられない痛みの場合は、腹痛であれば内科を受診するでしょうし

腰痛であれば整形外科を受診するでしょう。女性特有の痛みであれば

婦人科を受診するかもしれません。

しかしならがら、痛みの性質によって生命の危険が

差し迫っている場合がありますので、

その場合は、即救急外来を受診すべきでしょう。

では、どんな痛みが命の危険が差し迫っている痛みなのでしょうか。

①突然の痛み

突然の痛みには、胃腸や血管が破裂したときや裂けるとき

あるいは詰まったときに起こります。また、胃腸や卵巣が捻じれてしまう

場合にも起こります。くも膜下出血や大動脈瘤破裂などは

血管が破裂することによって起こりますし、

腸閉塞や心筋梗塞も詰まることによって起こります。

腸捻転や卵巣捻転も激痛を伴います。

②徐々に強くなる痛み

これも先ほどの突然の痛みと同じように、状態が悪化していることを

意味していますので、そのまま放っておくと上記の症状を引き起こす

可能性がありますので、要注意な痛み方です。

③時間とともに移動する痛み

この痛みも良くありますが、虫垂炎は病状が進行するとともに

痛みが移動することが多いことで知られています。

また、大動脈解離などの血管が裂ける場合も、血管の裂け目が

広がるとともにその方向と痛みが一致するようです。

内蔵が損傷して血管が破れたりする場合も痛みが移動していきます。

このように命に係わる痛みの場合は、できるだけ早く処置することが

命を救う唯一の方法となります。どのような痛みなのかをしっかり把握して

危険な痛みの場合は、速やかに病院を受診しましょう。


合格発表

3月17日に医師国家試験と歯科医師国家試験の合格発表がありました。

以降、医療系の国家試験の合格発表が続いています。

ニュースにもなりましたが、今年の医師国家試験の合格率は

久々に90%を割り込んだようで、例年になく試験問題が

難しかったようです。

私の娘は看護師国家試験を今年受験しましたが

やはり合格率は、90%を割り込んだようです。

娘の話によると、例年以上に複雑な内容の問題が多かったようで

受験生は相当面を食らったようです。

とはいえ、合格率が90%の試験ですので、

普通に勉強をしていれば合格は難しくはありません。

私も14年前にはり師、きゅう師の国家試験を受験しましたが

医師や看護師と同じように、概ね90%前後の合格率です。

やはり、ご多分に漏れず、年々試験内容が難しくなってきているようで

合格率は低下傾向のようですが、

他の医療系国家試験と同じように、

単に知識を詰め込めば解ける問題ではなく

複合的な内容で、いくつかの知識を組み合わせて

考えさせる問題が多くなってきていますので、

しっかり理解していなければ、正答できません。

確かに、医療というのは、人の命を預かる仕事ですので

単に医学知識が豊富だけでは、対応することはできません。

専門的な知識だけではなく、専門外の知識や倫理観など

縦横無尽に考えていかなければいけないシチュエーションに対応できる

スキルが必要です。

そういう意味では、医師にしろ看護師にしろ

もちろん鍼灸師にしろ、試験問題が複雑になってきているのでしょう。

試験に合格しても、それは医療従事者としてスタートラインに

立ったにすぎません。

これから、医療現場でしっかりと臨床技術を身に着けて

一人でも多くの患者さんを癒してあげてほしいですね。

保険

鍼灸治療では、

保険治療(正確には療養費)を受けることができます。

ただ、手続きが少しややこしいのが難点。

それから、保険治療を受けることができる疾患が

限られているということ。

【受けられる疾患】

神経痛、リウマチ、頚腕症候群

五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症

その他

神経痛というといろいろな神経痛がありますが

なんとか神経痛も神経痛なのでOKです。

リウマチも女性の多い疾患ですが

基本的に”痛み”の治療なのでOKです。

頚腕症候群は、平たく言うと”頚コリ、肩コリ”です。

スマホのやりすぎで頚が凝っている状態で

ひどくなると腕がびりびりしびれたような感じになりますね。

それも頚腕症候群の一つの症状。

五十肩は、言わずと知れた”肩が挙がらない!”症状。

五十肩でなくても四十肩でもOKです。

30代の方の三十肩でもOK。

医学的には”肩関節周囲炎”といい、肩関節の炎症を言います。

腰痛症は、そのままですね。

ぎっくり腰も慢性腰痛も腰の痛みであればOKです。

頸椎捻挫後遺症は、分かりやすいくいうと

”ムチウチ”です。

車を運転中、追突されて起こすことが多いですが

運動をしても起こります。

頚の捻挫が長引いくと、著しくQOLを下げますね。

早めの治療をお勧めします。

その他って何???

基本的に”痛みの疾患”と”運動器の疾患”

であればOKです。

例えば、膝が痛い、股関節が痛い、足首を捻挫した・・・etc

最初に手続きが”難点”と書きましたが、

保険治療を受ける際に、医師の”同意”が必要なのです。

医師が”同意”したという証拠のために”同意書”

を書いてもらう必要があります。

同意書とは・・・

確かに、上記の”適応疾患”があり、

鍼灸治療の”必要性”を認め、

鍼灸治療の保険診療に”同意”しました

ということを記すための書類です。

これがなければ、鍼灸治療の保険診療は

受けることができません。

以前は、同意しくれる医師は多くいましたが

最近は、病院の掲示板に

”同意書は書きません”

と張り紙をしているところもあり、

医師会や学会の方針??

なのかどうか分かりませんが

様々な理由で

同意書を書かない(書けない?)

医師が多くなっているのは残念です。

とはいえ、保険はあくまで保険ですので

もっと重篤な症状の時に、

もっと高度な治療を受けるために

取っておくことも必要かもしれません。

限りある医療費なのですからね・・・・

本末転倒

”薬が増えるばかりです・・・”

と、病院に行くたびに薬が増えていくことに不安を抱えている患者さんが

そう嘆きます。

多剤大量処方が、社会的にも問題になりつつありますが

一つ症状が増えるたびに、対処療法的に薬が処方され

その薬の副作用を抑えるための薬が追加され、

念のためにとまた他の薬が処方され

それがそれぞれの科で行われれば

薬の量は、ますます増えていきます。

ある統計によると、75歳以上の後期高齢者で

10~14種類の薬を処方されている人が20.2%、

15種類以上の薬を処方されている人が7.1%いるようです。

薬の相互作用によって、症状が悪化してしまう人もいるようですので

何のための治療であるか、まさに本末転倒です。

西洋医学が、体の部位ごとに細分化されているから起きる現象で

部位ごとの症状に対して、それぞれ薬が処方されていることが

最大の問題になります。

来年から総合診療科が新たに開設されるようですが、

結局、人間身体を一括りで診ていくことをしなければ

多剤大量処方の問題は解決しないでしょう。

東洋医学の様に、一つ一つの症状に捉われることなく

その症状を起こしている根本的な原因を見つけ

それに対して治療を施し、本来持っている自然治癒力を

最大限引き出すことによって、一つ一つの症状を改善していくことをすれば

滞在大量処方などということは決して起きないでしょう。

鍼灸というシンプルな道具だけで、治療をしていく鍼灸治療は

薬を限りなく減らせる唯一の方法だと思います。、

産後の肥立ち

”出来れば負担のない方法で出産したい。。。”

と患者さん。

長い不妊治療の末、流産を何度繰り返し

ようやく授かりましたが、今度は出産の悩みが出てきました。

できれば帝王切開で出産したいと思っていますが

産科のドクターは基本的には普通分娩との方針。

分娩の種類には、様々な種類があります。

普通分娩は、分娩時の姿勢による分類の一つで

他に座位分娩、フリースタイル分娩などがあります。

分娩によって赤ちゃんが通過する場所による分類では、

帝王切開と経腟分娩という分類があります。

その他、無痛分娩や和痛分娩、誘発分娩などがあります。

どの方法が一番体に負担がないかは、妊婦の体調や体質に

よるところが大きいと思いますが、

とにかく陣痛が嫌だという人は、無痛分娩を選択するでしょうし、

できる限り自然な状態で分娩したいと考えている人は

経腟分娩を選択するでしょう。

できる限り産後の肥立ちを良くしたいと考えている患者さんは、

分娩で体力をあまり消耗しない方法を選択したいようです。

年齢定期にいわゆる超高齢出産になりますので、

長時間の陣痛に耐えられる自信がないようです。

仕事にも早く復帰したいので、肥立ちが良いことが

何より大切とのこと。

分娩方法で肥立ちの良し悪しがどれだけ変わるか分かりませんが

出産前までに、安産のお灸をしておくと、

お産が楽になりますので、結果的に産後の肥立ちも良くなります。

出産は、女性にとって人生最大の大仕事ですので

その後の健康にも大きな影響を及ぼします。

悪い影響が残らないよう、是非とも安産のお灸をお勧めします。

男性不妊に対する助成

東京都では、4月1日から特定不妊治療に至る過程の一環として、

精子を精巣等から採取するための手術(TESE、MESA、PESA)を

実施した場合の助成制度が、平成27年4月から始まります。

詳しくは、東京都のHPを参照してください。

トラウマ

卵巣嚢腫と診断された患者さんは、

そのこと自体にもショックを受け、

さらにドクターから手術を勧められ

一瞬、躊躇をした態度を見せたところ

悪性かもしれないから早く取った方がいいと言われ

心の準備が整う間もなく

手術をしましたが、

その後、体調不良と精神的な不安定さに

悩まされ、不妊治療を断念せざる負えませんでした。

それがトラウマになって、婦人科に通うことが出来なくなったようです。

とはいえ、体調不良をどうにか改善しないことには

前に進むことが出来ませんので、

意を決して鍼灸治療を始めることに・・・

しばらくして、転院先の婦人科も決まり

心機一転、不妊治療を再開することにしたようです。

不妊治療は、単に薬を使って、ハイおしまい・・・という

単純な治療ではないので、その人の心の状態や生活環境

人間関係や社会環境など、様々な要因を考慮しなければ

良い結果に結びつきません。

とても繊細で複雑な要因が多くあり、

治療をする側は、臨床技術だけでない

人間力が試されます。

ですので、患者さんをトラウマにさせてしまいのは

言語道断です。

少しずつ精神的に安定してきた患者さんは

妊娠に向けて、前向きに体を整えていきます。

きっと、来年は希望に満ちた年となるでしょう。

本末転倒??

いよいよ本格的に寒くなってきましたが、

そろそろインフルエンザの予防接種を受けておかないと

年明けの流行期までに間に合いません。

私が子供のころは、学校で集団予防接種をしていましたが、

最近では、個別に受けるようになっています。

私自身、子供の時の集団で受けた予防接種以外は

受けたことがありません。

それでも、大人になって数回インフルエンザに罹りましたが、

鍼灸師を目指そうと思った十数年前以来、罹っていません。

うがい・手洗い・マスクの常用を心掛けるようになり、

それまで以上に自分の体に気を使うようになったからなのでしょう。

先日、予防接種を受けたという患者さんが

受けた2,3日後に高熱が出て、しばらくダウンをしていたそうです。

ワクチンといえども、やはり中身はウィルスですので、

その時の体調やもともとも体質によって、

副作用が出るのは致しかたないかもしらませんが、

予防のために打ったのに

それによってインフルエンザに罹ってしまったのであれば

まさに本末転倒です。

いろいろな予防接種がありますが、

どの予防接種も多かれ少なかれ副作用はあるので、

本当に必要かどうかをしっかり見極める必要がありますね。

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