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原因不明の不妊

一年以上避妊をせず妊娠に至らなかった場合、不妊症の疑いがありということで、ホルモン検査や内診などによって妊娠に至らない原因を探します。

 

 

多くの場合、ホルモン異常があったり、卵管が詰まっていたり、あるいは子宮筋腫や子宮内膜症であったり、それ以外にも感染症に罹患していたり、免疫的なトラブルを抱えていたりと、何らかの不妊に結び付く原因が見つかります。最近では男性側の問題も深刻になり、精子の運動率や奇形率、精液の量など基準に満たない状態であることが分かるケースもあります。

 

 

ただ、検査をしても夫婦ともに原因が分からないこともあります。お互いに全く正常であるにもかかわらず、妊娠に至らない場合は、原因不明の不妊症と診断されることになります。

 

 

妊娠に至らないのですから、何らかの原因がそこにはあるはずですが、現状の検査ではその原因が突き止めることができないので、原因不明とされます。

 

 

原因不明とされた夫婦がどのような治療方法で早くに妊娠に至るかという研究が、今年イギリスで発表されました。

 

 

対象は年齢が23~37歳、生理周期が21~35日、FSH<10、卵管が両方とも通過している、精液の所見がWHOが定める基準以上のもので、一つのグループは卵巣刺激と人工授精を3周期、もう一つのグループは体外受精を1周期の治療を施しました。

 

 

結果は、いずれのグループも臨床的妊娠率が、33.6%と46.2%、流産率は12.0%と26.5%、出産率は28.7%と33.9%となりました。体外受精の方が妊娠率は高くなりますが、その分流産率も高くなり、結果的に出産する割合にはほぼ差がないことが分かりました。

 

  

ただ、出産に至るまでの費用を比べると、人工授精の場合118万円 、体外受精の場合153万円で、人工授精の方が費用的に低いことが分かり、原因不明の不妊症の場合は、まず人工授精から始めることがベストという結論になりました。

 

 

とはいえ、38歳以上の場合はどうなのか・・・・原因不明とはいえ、年齢的な制限もあり、また卵子の質は確実に低下して行く時期でもあり、人工授精から始めることには時間的なリスクが伴いますので、場合によっては一気に体外受精へとステップアップすることも考えた方が良いかもしれません。

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