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鍼と灸

時折患者さんから、鍼と灸の効果の違いを聞かれることがあります。

鍼灸というのは、もともと中国の別々の地域で発展した治療方法で、

灸は北の乾燥した寒い地域、鍼は南の高温多湿の地域で発展しました。

なので、基本的にそれぞれ治療効果や治療する対象の疾患が

異なってきます。

つまり、鍼も急も地域の気候風土で起こりやすい疾病に対して有効な方法で、

その地域の人の体質に合った方法として発展してきたのです。

日本の場合、夏は高温多湿、冬は低温少湿ですが、

体質的に鍼と灸はどちらも有効な治療方法になりますので、

日本の多くの治療院では、両方の治療をしています。

もちろん、鍼専門の治療院もありますし、灸専門の治療院もあります。

鍼を専門にするか、灸を専門にするかによって、

おのずと来院する患者の体質や症状も違ってきます。

日本人の場合、体に湿邪を持っている人が多くいますから、

湿邪による症状には鍼はとても有効な手段なり、

湿邪による冷えの症状には灸がとても有効な手段になります。

その人が体力のあるタイプれば、滞りが強く出るケースが多いので

鍼だけの方が効果はありますし、

体力のない虚証タイプの人であれば、気血が足りないケースが多いので

灸を組み合わせた方が効果があります。

特に女性の場合、虚証タイプで寒邪(冷え)に犯されている人がほとんどですから、

灸を多用した方が効果があります。

また、年配の方も虚証タイプが多くいますから、

灸がとても効果があるのです。

”甲の薬は乙の毒”という諺があるように、

その人にあった治療方法でないと十分な効果は得られないばかりか、

却って症状を悪化させてしまうことにもなりかねないのです。

一見同じようは症状でも、その人の体質(証)が異なれば

使用する鍼や灸の種類、使用する経穴など、

治療する方針が全く異なることがあるのが、

鍼灸治療なのです。

それをいかに見極めるかが鍼灸師の腕というわけです。

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