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2017年10月

統合医療

統合医療とは、西洋医学を中心とし、西洋医学では力の及ばないところを

補完・代替医療で補うことにより、患者に行う総合的、全人的医療をいいます。

補完・代替医療は、西洋医学以外の医学で、アロマセラピー、

カイロプラクティック、鍼・灸、漢方医学などがあります。

この流れは、1998年に設立されたアメリカのNIH(米国国立保健研究所)の

国立補完・代替医療センターから始まっています。

日本では、2010年に厚生労働省に統合医療プロジェクトチームが結成され

2017年から統合医療科が設置されるようになっています。

統合医療の目指す方向は下記のとおりです。

1.QOLの向上を目指し、患者一人ひとりに焦点をあてた患者中心の医療

2.近代西洋医学及び伝統医学や相補・代替医療従事者による共同医療(真のチーム医療)

3.身体、精神のみならず、人間を包括的に診る全人的な医療

4.治療だけでなく、疾病の予防や健康増進に寄与する医療

5.生まれてから死ぬまで一生をケアする包括的な医療

6.「尊厳ある死(Death with Dignity)」と、患者だけでなく残された遺族も満足できる「良質な最期のとき(QOD:Quality of Dying and Death)」を迎えるための医療

日本では、鍼灸や漢方、アロマセラピー、心理療法、気功やヨガなど

まだ限られた代替療法が行われているに過ぎませんが

資格制度の整備などによって、もっと幅広い代替療法が

西洋医学とコラボすることによって

患者さんのQOLの向上や、単に西洋医学だけ治療に頼らない

予防医学や健康増進に寄与することができるでしょう。

その筆頭が日本で長年にわたり親しまれてきた鍼灸治療であることは

間違いないでしょう。

西洋医学からも患者さんからも期待される鍼灸治療を

これから益々広めていきたいと考えています。

21人に1人

2014年のデータによると体外受精で出産した子供は

47,322人で、総出生数に対する割合は

21人に1人となったようです。

ということは、1クラスに1,2人はいる計算になります。

日本は、世界の中でも体外受精の実施件数が

最も多い国であることで有名です。

2014年のデータでは、年間39万件あまりとのこと。

しかし、体外受精による妊娠率は最下位クラスのようです。

その理由は、晩婚化による高年齢での実施件数が多いためで

他の国は、妊娠できない原因がはっきりしている比較的に

若い人の実施率が多いために、妊娠率も高くなっているようです。

年齢が高いというだけで、他の妊娠できない原因がはっきりしていない

というのが日本の特徴のようで、

どうしても卵子の老化による妊娠の難しさがあるようです。

とはいえ、年間40万件近い体外受精が行われているのですから

それだけ体外受精をする心理的な壁が低くなったことも

体外受精を積極的に受ける要因になっているかもしれません。

体外受精と鍼灸治療を併用することで

妊娠率が上がるという研究報告はされていますので

特に40歳を超えた方は、鍼灸治療の併用をお勧めします。

卵質の向上と子宮環境の改善で、

妊娠しやすい身体づくりをしていきましょう。



内臓同士が会話している!

9月30日に放映されたNHKスペシャル”人体”では

内臓同士が会話しているということが分かってきたとの内容でしたが、

それまで脳が指令を出して内蔵機能をコントロールしたと考えられてたものが

臓器が直接他の臓器に指令を出していたということが

精細な測定器によって明かされてきました。

心臓が腎臓にメッセージを送ったり

腸が肝臓にメッセージを送ったりと

臓器同士で調整しあっているという訳なのです。

そのメッセージに使われている物質がホルモンです。

ホルモンは、例えば女性の場合月経のリズムを起こすために

女性ホルモンや黄体ホルモンなどが使われ、

妊娠するとまた別のホルモンが分泌されて妊娠を維持します。

身体の代謝を維持するためには甲状腺ホルモンが分泌されたり

成長を促すために成長ホルモンが分泌されたり

炎症を抑えるためにステロイドホルモンが分泌されたりと

身体の様々な機能をホルモンという物質がコントロールしています。

それまでは、ホルモンを分泌しているのは、内分泌系の器官であり

その器官を脳がコントロールしていると考えらえていました。

最近では、それぞれの細胞がホルモンを分泌していることが分かり

細胞同士が直接ホルモンを介してコントロールし合っているというように

内分泌の概念が広がってきています。

そのホルモンを分泌している細胞がそれぞれの内蔵にも存在していて

それぞれの内臓に特有のホルモンがあり、そのホルモンの情報を

受け取る細胞が他の臓器に存在し、臓器同士があたかも会話しているように

機能していることが分かってきたのです。

現在では、100種類ほどの物質が発見されていて、

どの臓器がどのような機能をコントロールしているのかが

徐々に明らかになってきています。

東洋医学では、もともと臓器同士がコントロールし合っていると

経験的に考えていましたので、そのことが科学的に

はっきりと分かってくるようになったということは

東洋医学の考え方は決して経験則ではなかったということであり

その治療方法も科学的に因果関係のあるものであることが

今後はっきりと分かるときが近いうちに訪れるでしょう。

東洋医学は古臭い治療と敬遠する人が少なからずいるようなので

実は、身体の仕組みを上手に利用しているまさに最先端の医療といえるかもしれません。

今回のNHKスペシャルの”人体”は、東洋医学の概念が

科学的に証明されるかもと期待しています。

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