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2017年6月

危険な痛み

痛みは、生体を損傷するような外部や内部からの刺激が加わると

痛みという感覚が生じます。

この痛みの刺激は、基本的には生命に関わる刺激なので

常に不快感を伴い、その痛みの原因から逃避しようという

行動を引き起こします。自分の体を守るために必要な刺激なのです。

痛みが出たときに、例えば安静する、鎮痛剤を服用する

あるいは痛みのある部分を擦ってみることで

痛みが緩和する場合があります。

強くて耐えられない痛みの場合は、腹痛であれば内科を受診するでしょうし

腰痛であれば整形外科を受診するでしょう。女性特有の痛みであれば

婦人科を受診するかもしれません。

しかしならがら、痛みの性質によって生命の危険が

差し迫っている場合がありますので、

その場合は、即救急外来を受診すべきでしょう。

では、どんな痛みが命の危険が差し迫っている痛みなのでしょうか。

①突然の痛み

突然の痛みには、胃腸や血管が破裂したときや裂けるとき

あるいは詰まったときに起こります。また、胃腸や卵巣が捻じれてしまう

場合にも起こります。くも膜下出血や大動脈瘤破裂などは

血管が破裂することによって起こりますし、

腸閉塞や心筋梗塞も詰まることによって起こります。

腸捻転や卵巣捻転も激痛を伴います。

②徐々に強くなる痛み

これも先ほどの突然の痛みと同じように、状態が悪化していることを

意味していますので、そのまま放っておくと上記の症状を引き起こす

可能性がありますので、要注意な痛み方です。

③時間とともに移動する痛み

この痛みも良くありますが、虫垂炎は病状が進行するとともに

痛みが移動することが多いことで知られています。

また、大動脈解離などの血管が裂ける場合も、血管の裂け目が

広がるとともにその方向と痛みが一致するようです。

内蔵が損傷して血管が破れたりする場合も痛みが移動していきます。

このように命に係わる痛みの場合は、できるだけ早く処置することが

命を救う唯一の方法となります。どのような痛みなのかをしっかり把握して

危険な痛みの場合は、速やかに病院を受診しましょう。


着床前診断

着床前診断は、まだ日本では正式に認められていません。

一部、一定の基準をクリアーした症例で学会の承認が得られれば

実施が可能となっていますが、承認されるまで数か月かかることと

費用が高額であることで、普及するにはいったっていません。

とはいえ、流産を繰り返している女性にとっては、

一日でも早く正式に認められ、

どこのクリニックでも安価な費用で検査できることを

願っていることでしょう。

診断方法にはいくつかありますが、

今年発表された論文で、3日目の正常胚をPGS法によって診断し

移植した結果をPGS法によらない方法と比較したところ

流産率が有意に低くなり、初回移植での出産率が有意に高くなりました。

また出産に要した移植肺気の数も少なく

妊娠までに要した期間も短くなっているので

少なくとも、高齢の方にとっては有益な方法であることが分かりました。

ただ、最近は3日目胚のPGS法よりも5日目胚のPGS法が一般的のようです。

また、PGS法も日々進化しており、安価で検査スピードも速く

より正確な方法が考案されています。

不妊治療をする人が増えてきているので

日本でも早く認可されてほしいものです。

愛している・・・

今月22日に乳がんで亡くなられた小林麻央さん。

ご冥福をお祈りいたします。

最後の言葉が”愛している・・・”

だったようで、とても切ないですね。

彼女を襲った病魔は、乳がんでした。

2014年10月に乳がんと診断されたようですが、

その8か月前に左胸のしこりが見つかり

検査をしたようですが、その時は乳がんでないと

診断されました。

その8か月後、左胸と腋下リンパにしこりがあり

すでに転移している状態だったようです。

最初の検査でがんと診断され、治療をしていたら

もしかしたら助かっていたかもしれません。

乳がんには、浸潤性と非浸潤性があり

浸潤性は転移しやすく非浸潤性は転移はしにくいようです。

当院にいらしている患者さんで、乳がんと診断され

最近手術された方がいます、

非浸潤性の初期のがんでしたので、転移はないようですが

がんと診断されてから手術までの間

不安な日々を過ごしていたようです。

最近、乳がんに罹患する女性が増えてきています。

タレントでも乳がんを告白して、治療に専念をしている人がいます。

麻央さんもその一人でしたが、残念ながら他界されてしまいました。

生活習慣の変化が大きな要因のようで、

食生活の欧米化によって、もともと日本人の体に合わない食事が

次第に気血の巡りを悪くして、それががんの発症をする体質に

してしまうのでしょう。

また、冷たい飲み物や夏のエアコンなどにより、

過度に体を冷やしてしまう生活習慣も要因の一つでしょう。

それから、過度なストレスも気血の循環を悪くする要因です。

睡眠不足が加わるとさらに気が養うことができませんので

免疫力が著しく低下してしまいます。

日本人に合った食生活と季節に合った生活習慣を

取り戻すだけでも、がんになりにくい体質にすることができます。

二人に一人ががんになる時代。

早期発見早期治療も大事ですが、

がんにならない体づくりを心がけることがとても大切です。

夏至

夏至が過ぎ、本格的な暑さが始まりますが

今年の梅雨は、比較的気温の低い状態が続いています。

時折真夏のような気温になる日もあり

寒暖の差が激しく、体調管理が難しい季節です。

夏至は、陰陽論的に最も陽の気が盛んな日。

陽気が充実していない人にとっては

その気に負けてしまいますので

体調を崩しやすいでしょう。

また、陽気が盛んな人にとっては、

陽気の影響で、さらに気が盛んになり

これもまた体調を崩してしまいます。

いずれにしても、陰陽のバランスが大切なので

陽気が盛んになるときは、陽気を上手く排出しつつ

陰陽のバランスを保つようにしましょう。

また梅雨は湿度が高い時期でもあるので

消化器系が傷つきやすく

身体に湿邪が溜まりやすくなります。

この湿邪と陽気が溜まって

湿熱の邪に変化すると

さらに厄介な症状を引き起こします。

陽気の少ない人にとっては

湿邪が冷えを呼ぶことにもなります。

適度に汗をかいて、湿邪と余分な陽気を

外に排出しましょう。

汗はかいたままにせずこまめに拭きましょう。

冷えの原因になりますので・・・

ケロリン

Photo

レトロな雰囲気を醸し出しているパッケージで知られるケロリン。

最近では、ドラッグストアなどでも見かけるようになっています。

富山にある製薬会社が製造していますが、

銭湯にあるあのプラスチック製の黄色い桶の底にケロリンと

書かれているのを見たことがある人もいるかと思います。

実は、その製薬会社がケロリングッズを販売しているのですね。

ケロリンファン倶楽部サイトなるものもあり、

ケロリンファンにはたまらない一品??

このサイトでは、ケロリングッズが購入できるようなので

欲しい方は是非サイトをご覧ください。

ケロリンは、解熱鎮痛剤で、アセチルサチル酸が主成分で

生薬の桂枝が含有されています。

アセチルサチル酸は、日本薬局方ではアスピリンと言われています。

バファリンなどの鎮痛剤の主成分として含有されています。

非ピリン系で、服用しても眠気を催さないとして、

鎮痛剤としてはとてもメジャーな薬。

15歳以下は服用できないので、注意してください。

女性に多い月経痛や頭痛の症状には欠かせない鎮痛剤。

辛い時には重宝します。

ただ、あまり薬に頼り過ぎると、症状が悪化する場合もあるので

なるべくその他の方法で痛みを緩和するか、

症状の出ない体質に変えていきましょう。

アレルギー

昨日、日本小児アレルギー学会が

卵アレルギーにならないために

乳児期から少量の卵を食べるように推奨する

提言を行いました。

食物アレルギーの中で最も多いとされている

卵アレルギーは、食べる時期が遅ければ遅いほど

アレルギーになる確率が高くなるということが分かり

このような提言になったようです。

アレルギーは、一言でいうと免疫の過剰反応で

その反応が強く出るとアナフラキシーショックという

ショック症状を起こし、場合によっては死に至るので

アレルギー症状は軽く見てはいけないのです。

日本では、何らかのアレルギーに罹患している人が多くいます。

これだけ衛生的な環境で育っているにもかかわらず

アレルギーが多いのは、何とも皮肉な状況です。

乳児のころから動物と接触していると

アレルギーが少ないという報告があります。

また、アフリカや東南アジアなど、衛生状況の悪いところでは

アレルギーは少ないという報告もあります。

日本でも高度成長期よりも前の時代は

アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎など)はありませんでした。

最近では、小さいお子さんがいる家庭ではペットを飼ったり

カーペットの上で自由に遊ばせたりするケースが多くなったとか。

ある意味汚い環境で育つことが、免疫機能を鍛える結果になり

アレルギーになりにくい体質になっていくのです。

また、必要以上に抗菌剤などによる除菌を控えることも

それにつながるでしょう。

それから化学的に合成された調味料、農薬に汚染された食材

化学薬品や工業製品などに対するアレルギー反応もあります。

これは、単純にそれらの化学製品などを必要以上に摂取せず

自分の周りから遠ざけるなどによって、予防することができます。

これ以外にも、夜更かしをする生活リズムを改めることも大切ですし

なるべくエアコンに頼らず、上手にその季節に適応できる工夫をすること

それから必要以上にストレスを溜めず、発散するような時間を持つこと

などで、アレルギーになりにくい体質に改善することも重要でしょう。

アレルギーは現代病です。軽い症状から重い症状まで様々ですが、

軽い症状であれば、それは今の生活習慣や生活環境が

良くないということですので、十分に自分で改善することができます。

いろいろな意味で不自然な生活がアレルギーを生む結果になりますので

出来るだけ自然な生活を心がけましょう。

医は仁術

”医は仁術なり”

とよく言われます。

江戸時代に盛んに用いられた言葉で

さかのぼると平安時代にはすでに同じような概念の

言葉があったようです。

この言葉のもとは中国の唐の宰相が用いた言葉の中にあります。

医は以て人を活かす心なり。故に医は仁術という。疾ありて療を求めるは、唯に、焚溺水火に求めず。医は当に仁慈の術に当たるべし。須く髪をひらき冠を取りても行きて、これを救うべきなり。

仁は、人に対する親愛の情や優しさという意味があります。

中国の儒教で大切とされている徳の一つとされています。

論語を書いた孔子も、この仁を大切にしてます。

有名な言葉に

”巧言令色鮮し仁”

というのがあります。

意味は、巧みな言葉を用いて、表情を取り繕って

人に気に入られようとする人には、仁が欠けている・・・

そういう意味があります。

身の回りに一人や二人はこのような人がいそうですね。

医術を用いるものは、この仁がとても大切であるという意味で

医は仁術と言われています。

確かに、頭が良いからという理由だけで医者になった人は、

患者を診ず数値や画像だけを診て診断し治療をするケースが多いですね。

まさに仁が欠けています。

最近はネットが発達していますので、ネットをみると

様々な治療家が様々な情報を発信していますが

人の弱みに付け込んで、不安を必要以上にあおり

利益ばかりを追求していると思われるサイトも多くあります。

それは仁の欠けた医療者が書いたサイトです。

洋の東西を問わず、仁の意味を知らない医療者は

医療者としての資質はありません。

巧言令色にちりばめられたサイトはまずこの医療者であることは

間違いないでしょう。

情報過多の時代。その中から良質の情報を得えるには

まずその情報を発信している人が仁を持っているかを

まず見極める必要がありますね。

山天大畜

先日、久々に易を立ててみました。

得られた卦は、山天大畜という卦。

山は外卦、天は内卦、大畜はこの卦の意味を表しています。

大畜とは、大いに蓄えるという意味です。

山の下に天がある形ですが、ある意味奇妙な形ですね。

山に遮られている天と解釈する場合と

山の下に天のような充実した状態があると解釈する場合など

様々に解釈されます。

卦辞には、”大畜は、貞にしてよろし。家食せず吉。大川渉によろし。”

なんのこっちゃよく分かりませんが、”よろし”という言葉が2回出てくるので

なんとなく良い卦であることは、間違いなさそうです。

家食せずとは、家でのんびり食事をせずに積極的に外に出ることを意味します。

それが吉なので、家でじっとせずに、外に出ることで良いことが起きる・・・

そういう意味があります。

大川を渉るとは、まさしく大きな川ですので、

橋があれば容易にわたることができますが、

橋がなければもしかしたら深みにはまって流される危険もあります。

そういう危険を顧みず、勇気をもって果敢に渉ることを意味します。

それがよろしと言っているので、

勇気をもって積極的にチャレンジすることが、良い結果を導く・・・

そういう意味があります。

何か勇気の出る卦ですね。

ただ、依然山は進む前にあり、天のように陽気が盛んな状態が

止まっているに変わりはありません。また、山の下に陽気が

留められている状態に変わりがありません。

では、どうすべきか・・・・

それを判断するのにはどの爻が変爻しているかを見ます。

変爻は五爻です。五爻に書かれている卦辞には

豶豕(ふんし)の牙、吉”とあります。

豶豕とは、去勢した猪のこと。

去勢した猪は牙があっても危害を加えることがないので吉・・・

というわけなのです。



いまいち意味が分かりませんね。



一爻から三爻までは、天の側ですので

まだ山の下にある状態で、止められています。

四爻から六爻までは、山側ですので止められていた状態から

解放されています。



つまり、四爻よりも上の卦が変爻していれば

いよいよ大川を渉ることができる状態にあるということなのです。

それだけ天である陽の気が十分に蓄えられているのです。



とはいえ、五爻の卦にあるように、去勢されているとはいえ

牙のある猪ですので、それを上手くコントロールするには

それなりに手がかかります。

多少の苦労はあるけれども、君子の位でもある五爻の徳を得て

厳しい状況を上手く乗り越えることができるでしょう・・・

と判断することができます。



易は、占的によって様々に解釈されます。

占的に応じて、何が猪で、何が吉なのかを解釈して

判断していきます。



上記の判断は、あくまで一例ですので、

それぞれの状況に応じて適切な判断ができるかどうかが

易者の腕の見せ所でもあるのです。

私が立てた占的は何かはあえて言いませんが、

言いえて妙な答えが出たので、

毎度のことながら、易は素晴らしい・・・・

と今回も感嘆したしたいです。

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