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気が至る

鍼灸治療は、気血をコントロールする治療法ですが、

一般の人にとっては、気と言われても

まさに雲をつかむようで、全くイメージがわきません。

気って何??

という問いは、鍼が初めての人に必ずといってよいほど

聞かれるテーマです。

人体の仕組みについてまだ詳しく知ることのできなかった中国で

気の概念で人体の仕組みを説明することが

とても都合が良かったのでしょう。

気の詳しい概念については、また別の機会にお話ししますが

鍼灸治療においては、この気をコントロールすることが

治療効果を出す上でとても大切です。

効果があるときには、”気が至る”と表現します。

古典を読むと、随所にこの気が至るという表現が出てきます。

気が至るとはどういうことかというと、

端的に言うと、邪気が取り除かれ、生気が体を巡ることをいいます。

鍼灸治療は、邪気を取り除いて、生気を益し

生気を体中に巡らして、病気を治し、健康な状態を取り戻します。

鍼灸師は、鍼をすることで、患者さんの気が至ったかどうかを

常に感じ、観察をして、治療の効果を判断していきます。

古典には、気が至る感覚を左手で感じることとも書かれています。

基本的に左手は押手といって、鍼を刺すときに刺すポイントに添える手で

患者さんの皮膚を接する手になりますので、

患者さんの気の状態が伝わってきます。

鍼を刺すことによって、その気の状態が変化するわけですが

気が至る状態を確認できれば、

その症状が快方に向かっていると判断することができます。

気が至る状態とはどのような状態かというと、

古典には、風が雲を吹くようにすっと青空が広がるような状態

と書かれています。

分かったような分からないような感覚ですが、

例えば、難しいクイズが分かった瞬間、

今まで悩んでいたことが一気に解決した瞬間

目標を達成した瞬間

など、頭の眉間付近が、ふわっと軽くなる感覚がありますが

まさにその表現がピッタリかもしれないですね。

痛みが楽になった時や何か達成したときに、ふう~と

息をつきますが、あれもその一つでしょう。

体調が悪い時は、体全体が何かに包まれているような

不快な感覚がありますが、

鍼をすることによって、ふっと体が軽くなる感覚を感じられますが

それがまさに気が至った状態で、

その状態をキープすることができれば、

常に健康でいられるのですね。

気が滞っていると感じている人は、気が至るように

是非、鍼灸治療をお試しください。

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