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2016年12月

仕事納め

今日は仕事納め。

一年間、いろいろな人と出会い

様々な症状を治療してきました。

”妊娠しました!”

という喜びの声。

”とても楽になりました!”

という安堵の声。

鍼灸治療を受けてよかった、と思っていただけることが

私にとって一番の喜び。

来年もどのような出会いがあるか楽しみです。

年中無休

”大晦日に卵胞チェックをします・・・”

と、年末年始に移植を予定している患者さんは

お正月を返上してクリニックに通います。

女性の生理周期は、当たり前ですが

年中無休です。

その女性の生理周期に合わせるように

年中無休のクリニックが西新宿にあります。

そのクリニックに通院している人は

いつ排卵しても、クリニックの都合で

治療が延期したり、中断することはありません。

特に仕事をしている人にとっては

治療と仕事を両立しやすいので

とてもありがたい存在でしょう。

今日はクリスマスイブ。

全ての患者さんの

願いが叶うことをお祈りしています。

大丈夫ですか!!

”ブレドニンが処方されたのですが・・・”

と、浮かない顔の患者さんが不安そうに話します。

ブレドニンというとピンとこない方もいるかと思いますが、

ステロイド剤といわれると、どういう薬であるか分かるでしょう。

ステロイド剤といえば、アレルギー疾患やリウマチなどの

自己免疫疾患のときに処方されるイメージがあります。

不妊治療をしている患者さんが、何故ステロイド剤が処方されたのか。

ブレドニンというのはステロイド剤の中でも

最も弱い部類のステロイド剤で

リウマチの治療などで良く処方されています。

ステロイドは、副腎皮質ホルモンなので

当然ですが、人間の体にも存在します。

副腎皮質から分泌されるホルモンで

コルチゾールというホルモンがありますが

それを合成したのがブレドニンです。

炎症を抑えたり、免疫機能を抑えたりする働きがあります。

別名ストレスホルモンとも呼ばれていて、

強いストレスが長期間にわたりかかると

このコルチゾールが増えて、

副腎疲労という症状になります。

不妊治療においてはどのような作用があるかというと

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の方に処方されることが多く

男性ホルモンを抑制することによって

卵胞の成長を促す働きがあります。

それから、自己免疫によって卵胞の成長を阻害する

タイプの人には、免疫機能を抑制させるために

処方されることがあります。

当院にいらしている患者さんはこのタイプとのこと。

ステロイドのことをいろいろ調べたら怖いことばかり書いてあったので

とても不安になったようです。

自己免疫疾患などに処方される場合と異なり

不妊治療で処方される場合は、

薬の量が少ないようですので、

強い副作用が出ることは少ないようです。

ドクターからは、卵巣周辺の血流が悪いと指摘されたようなので

鍼灸治療と併せて、積極的に体を整えていきます。

なかなか卵が育たないタイプの患者さんですので

果たしてどのような結果になるか楽しみです。

 

神経が再生する??

鍼の刺激によって神経細胞が再生する

という研究結果が発表されたようです。

もしこれが本当であれば、

事故や手術、病気などで傷ついた神経を再生させて

運動機能や感覚機能を回復させることが

出来るというわけです。

医学雑誌であるEuropean Journal of NeurologyやJAMA

といった有名な雑誌にもその研究結果が発表されているようです。

ただ、ラットを使った実験ですので、

人間の神経細胞が再生したというようなことではありませんが

同じ脊椎動物なので、基本的な体の仕組みは変わりません。

単に症状の改善だけではなく、神経伝達も改善していたようなので

神経細胞が再生したと推測しているとのこと。

なので、人間においても末梢神経障害は

鍼通電治療を続けることによって、

症状の改善だけでなく、神経細胞が再生することによる

神経伝達も改善し、運動機能や感覚機能が回復するかもしれない・・・

というわけなのですね。

鍼をすると痺れが改善したり神経痛が改善したりすることは

経験的にわかっていますが、

それが医学的にもはっきりと証明されることになれば

鍼治療の利用がもっと広がることになるでしょう。

早いですね!

”一週間、早いですね!”

と、毎週健康管理のために来院される患者さん。

師走になり、その時間の過ぎるスピードが

加速している感がありますが、

歳とともに、その加速度は増しているようです。

あれだけ時間を持て余してて

暇で仕方がなかった子供の時と比べると

考えることやること、役割が増えているせいでしょうか

時間がいくらあっても足りません。

その割に、体力や能力が低下しているので

ますます時間があっという間に過ぎてしまいます。

あれもやろうこれもやろうと正月に計画していたことも

結局、1つくらいしか実行していません。

無駄な時間が多すぎるのか

要領が悪くなっているのか・・・

時間は早く過ぎてしまうので、

なるべくゆっくり過ごしていきたいと思います。

響き

”腫れぼったい感じは何ですか?”

と、初めて鍼灸治療を受けた患者さんは

治療後に不思議そうにそう話します。

鍼を刺した後に感じる独特の感覚を”響き”といいます。

末梢神経の自由神経終末の一つに

C線維という神経線維がありますが、

そのC線維にはポリモーダル受容器という

刺激を感受する装置があります。

その受容器は、鍼の刺激を受容することが知られていて

鍼の刺激を受容したときに、腫れぼったい重い感覚を

脳に伝えます。

その感覚が、”響き”といわれる鍼をした時の独特な感覚の正体になります。

その響きを感じるということは、

体が鍼の刺激をしっかりと受け止めたということで、

それがあればあるほど、鍼の効果が現れてきます。

日本人は、この響きを嫌がる人が多いですが、

中国では逆にこの響きを心地よいと感じて、

響きを好む人が多いようです。

中国では、響きがないと効果がないと考えていますので

響かせる手技が多彩です。

私自身も、軽い響きを感じてもらうように

鍼を刺した後に鍼を操作しています。

その響きを感じた患者さんは、意外と心地よかったようで、

鍼の効果を実感できるのを楽しみにしているようです。

初めてです!

”初めて5日目胚盤胞で凍結できました!”

と、嬉しそうに話す患者さん。

いつも6日目でようやく胚盤胞になり凍結していましたが

鍼を始めて3周期ほどが経った採卵で

順調に卵が成長をして

5日目で凍結することができました。

着床はするけれども、直ぐに流産してしまうことを

繰り返していました。

卵の質が良くなかなったのでしょう。

鍼を始めて、生理のリズムも安定して、

生理の状態も改善してきました。

仕事のストレスはあるようですが、

鍼をしているおかげで、自律神経は安定しています。

次周期に移植をする予定です。

しっかり着床するように

この調子で子宮環境も良くしていきます。

自覚がない・・・

”全く自覚がないんですよね・・・”

と、判定の結果陽性反応だった患者さんは、

未だ半信半疑な様子。

初めての陽性反応でしたので、嬉しい反面

全く自覚症状がないので、

本当に妊娠しているの???

と不安がいっぱいのようです。

年末までには心拍が確認できそうなので

それまでは、しばらく不安な時間を

過ごすことになりそうです。

しっかり温めて、鍼灸治療で気血の流れを良くして

順調に成長するように

ひたすら体を整えていきます。

良い感じです!

”なんか良い感じです!”

と、明るい表情でそう話す患者さん。

数年前より、原因不明の舌の痛みを感じ

耳鼻咽喉科から口腔外科、

その他知り合いから紹介された病院で

様々な検査をした結果、

原因を特定することができませんでした。

少なくとも癌ではないことだけは分かったので

積極的な治療はせず、結局症状は放置した状態。

次第に、顎から耳の下や首から肩にかけて

痛みが広がってきました。

また、ドクターに相談すると、

最終的には抗うつ薬や抗てんかん薬で

痛みを抑え込むしかないとのこと。

それだけは避けたいと藁をもすがる思いで来院されました。

鍼灸治療では痛みを改善する鎮痛効果が最も知られています。

また、スーパーライザーを使用した星状神経節ブロックも

鎮痛効果があるので、

最近ではペインクリニックでも使用されています。

今回は、いわゆる鍼麻酔の方法と

スーパーライザーを使用した星状神経節ブロックを併用して

治療をしていきました。

気持ち痛みが楽になったようですので、

しばらく治療を継続して

痛みの改善を図っていきます。

言われた通りでした!

”先生に言われた通りでした!”

と、患者さん。

妊娠をするとhcgホルモンが少々していきますが

そのhcgホルモンによって甲状腺が刺激され

やや亢進気味になりますので、

甲状腺機能亢進症様の症状が出る場合があります。

動機や息切れ、発汗過多、ふるえ、高血圧、食欲の亢進などが

甲状腺亢進の症状ですが、

もしかしたら、甲状腺の機能が悪いかも・・・

と、その時患者さんにお伝えしました。

しばらくして、来院されたとき、甲状腺機能を検査したようで、

橋本病と診断されたようです。

残念ながら、妊娠は継続せず、流産してしまったようですが

原因が分かって、ある意味ほっとしている様子。

橋本病は、甲状腺機能が低下する病気ですが、

甲状腺ホルモンを作る細胞に対して攻撃をする抗体が

増えてしまうために、甲状腺ホルモンを作ることができなくなります。

TSH(甲状腺刺激ホルモン)は正常値より若干高いくらいで

甲状腺ホルモンは正常値の範囲ですが

最近では、妊娠を希望する人の場合

TSHが2.5ng/ml以下であることが望ましいとしていて

正常範囲でも、2.5以上ある場合は、

甲状腺機能が低下気味として、

甲状腺ホルモンを服用するケースが多くなっています。

患者さんは、結果的に甲状腺機能が低下しているために

流産してしまったと思われますので

次回の移植に向けて、甲状腺機能を改善して、

流産しない体にしていくことにします。

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