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2016年3月

緊張感

4月から子供が小学校に入学するという患者さんは、

不安と希望が入り混じった複雑な心境のようです。

生活環境が変わると、どうしても精神的に不安定になります。

新しい環境で、子供は無邪気に自分が成長していることを

素直に喜び、新しいお友達ができることを楽しみにしています。

子供は柔軟性がありますので、意外と環境の変化にすぐに適応してしまいます。

親はそうはいきません。

特に幼稚園から幼稚園から小学校は環境が全く異なります。

自由に動き回れた幼稚園から

じっと机に座って授業を受けなければいけない小学校へ。

6歳も年上のお兄さんやお姉さんたちと同じ施設内で過ごします。

決められた時間割に従って、決められた時間、ある意味拘束されます。

先生も幼稚園の時のように、優しくはありません。

私も小学校に入学したころは、全く学校の生活に馴染めず

勉強にも付いていけず、ほぼ毎日残されていました。

今でいうところのADHDだったかもしれません。

当時は体罰に対して社会が容認している時代でしたから、

容赦なくビンタをされました。

毎日毎日、忘れ物、悪ふざけをしたなど、特に元気な男の子は

後ろに横一列に並ばされて、先生が端からビンタをしていました。

今では大問題になるようなことを、平気でしていました。

私も何度ビンタされたか分かりません。

そういうストレスもあったのでしょう。ある日、胃腸が悲鳴を上げてしまいました。

4月になると憂鬱な気分になるのは、4月が年度替わりの日本独特な習慣と

季節の変わり目という環境の変化が激しいことが合わさって

精神的に不安定になるためだと思います。

患者さんは本能的にそう感じているのかもしれません。

とはいえ、新しい季節、新しい環境で、新しい出会いがあることは

自分が成長する上で大切なことであることは間違いないでしょう。

痛いの??

初めて鍼を受けられる方から必ずと言っていいほど聞かれる質問に

”鍼って痛いですか?”

というのがあります。

普通に考えると、鋭利な鍼が皮膚に刺さるわけですから

痛いと思うのは当たり前ですね。

皮膚表面の感覚器は下記の通りで、自由神経終末に痛みを感じる痛覚があります。

Hifukankaku

一番浅い表皮の部分に感覚器がありますが、

痛みの感覚は、生命に危機を及ぼす感覚だけに

皮膚の一番浅いところにあるわけです。

どれくらいの密度であるかというと、場所によって多少異なりますが

概ね1センチ四方に100個程度あります。

つまり、1ミリ間隔で痛覚があるわけです。

それだけ、痛みに対しては敏感でいなければ、

下手をすると命を落とすことになりかねません。

そういう密度で、しかも敏感な感覚器ですから、そこに鍼を刺せば

当然痛みを感じやすくなります。

なので、”鍼を刺すと痛い”という答えになります。

ただ、痛みの感覚以外にも様々な感覚器がありますので、

例えば圧覚であったり、触覚であったり、他の感覚器を刺激されると

この痛みの感覚が感じなくなることがあります。

そこで痛みをできるだけ感じなくさせるために、鍼を刺す部分に

押手という指先で皮膚を押す手技を加えます。

そうすることによって、痛覚の感覚を邪魔するのです。

それから、日本の鍼で最も特徴的な鍼管という鍼の入っている筒が

その役目も果たします。筒を皮膚に押し付けることで、周囲の触圧覚を刺激して

痛みの感覚を緩和します。

また、筒から少し出ている鍼の柄をトントンと叩くことによって鍼を刺すわけですが

丁度表皮の厚さ(2~3㎜)分だけ柄が出ていますので、

そこを叩くことによって一気に鍼先が表皮を通過して、痛覚を刺激しにくい状態で

鍼を刺すことができます。

これらの手技によって、実際は鍼を刺してもほとんど痛みを感じることはありません。

”ほとんど”という表現を使ったのは、先ほど言ったように

痛覚は1㎜感覚で存在していますので、まれにダイレクトに当たってしまう場合もあり

また、ピンポインで毛穴に入ってしまう場合もあり、

どんなに押手を作っても、どんなに素早く鍼の柄を叩いても

痛みを抑えることができない場合もあります。

そういう時は、残念ながら痛みを強く感じることがあります。

ただ、このような痛みは”まれ”ですので、感じたとしてもチクとするような

著しい痛みではなく、軽く痛みを感じる程度です。

初めての場合は、どうしても緊張しますので、ちょっとした軽い痛みでも

強く感じてしまうこともあります。また、刺激に敏感なタイプの人は

やはりそうでない人よりも痛みを感じやすいので、鍼を痛く感じるかもしれません。

いずれにしても、鍼の痛みは他の痛み、例えば縫い針を刺したときの痛みや

画びょうを刺したときの痛み、足を角にぶつけたときの痛みとは質が異なりますので、

しばらくすると副交感神経が優位になり、リラックスするように体は反応していきます。

鍼の刺激は多少の痛みを感じたとしても、体は確実にリラックスしていきますので

興味のある方は是非受けてみてください。

日帰り京都旅

2016321funinhariqnwinkyoto

春分の日に京都に行ってきました。

毎年恒例の不妊鍼灸ネットワークの研修会に参加するためですが、

一般的には土曜からの3連休で、小旅行には最高の季節でもあります。

研修会は日曜日ですので、一泊をすれは翌日は京都観光を楽しむことができます。

昨年までは、1泊2日の予定で参加をし、2日目に市内観光をしましたが、

今年は、末娘が中学校になり、吹奏楽部に所属しましたので、

丁度この連休に定期演奏会の予定が入ってしまいました。

毎日この定期演奏会のために朝早くから夕方遅くまで練習をしてるのを見ていましたので

見に行かないわけにはいきません。

なので、今年の京都の研修会は日帰りの行程と相成りました。

朝4時に起き、4時25分に家を出て、始発の京王線に乗り、

JR八王子駅から5時15分発の東神奈川行きに乗りました。

さすがに連休中なので、5時台の横浜戦でも人がかなり乗っています。

新横浜には6時過ぎには到着。

6時18分ののぞみ1号博多行き乗りました。ここまで2時間弱かかります。

いつも7時過ぎに起きる私にとっては、まだすっかり体は起きていません。

既に新横浜では満員の状態で、ここでもさすが連休・・・を実感しました。

隣に乗り合わせた人もおそらく仕事??と思われるサラリーマン風の男性。

せっかくの連休なのに・・・という雰囲気を二人で醸し出していました。

そうこうしているうちに、8時8分に京都駅に到着。

なんと、自宅から新横浜に行くまでとそう変わらない時間で京都についてしまうことに

新幹線の技術レベルを痛感した次第です。

やはりさすがに京都!この時間でも人がごった返しています。

ほぼ観光客でしょう。天気も良いので、さぞ楽しい観光ができることでしょう。

楽しそうな観光客をよそ眼に、研修会場に向かいます。

8時半頃に到着。すでに会員のメンバーは集合していました!

早!!(@_@) 

前泊していた会員が多かったので、それもうなずけます・・・

私の場合は最寄りの駅を始発で出ても、この時間が限界です・・・

このころになるとさすがに体は起きてきますが、完全な睡眠不足状態ですので

思考と体の反応の鈍さは否めません。

10時から研修会が始まり、17時までの7時間ぶっ通しの研修会で

頭はすでにパンク状態・・・・朦朧とした状態で懇親会に突入!!

それほどアルコールには強くない私ですが、こんな状態でいつものペースで

ビールを飲んだものだから、一気にアルコールが回ります。

数杯ビールを飲んで頭はさらにくらくら状態・・・

懇親会は20時までの予定ですが、帰りの新幹線は20時18分ですので

最後まで参加することができず、途中で退席。

参加している先生方とゆっくり歓談できずに、後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。

連休中日ですが、帰りの新幹線はやはり満席状態。

お隣は4人家族のお父さんが座っていました。お母さんと子供たちは

通路を挟んで3人席に座っていました。

お父さんは一人ぼっちで、酔っ払いのオジサン(私ですが。。。)の隣とは

旅の最後としては後味が悪かったかもしれません。

ほぼ爆睡状態で、気づいたら新横浜に22時14分に到着。

ここからまだ1時間半家までかかると思うとぞっとしましたが、

八王子駅までやはりほぼ爆睡状態であっという間に到着。

家についたのは丁度24時ころでした。。。

日帰り京都旅行は初めての経験。

しかも全く観光地を回ることなく帰ってきたのも初めての経験。

日本の新幹線の技術力の高さがあればこそできる旅行ですが

とてもハードで、50歳を超えた体にはかなり応えます。

二度とやりたくない旅行です。

翌日は疲れた体に鞭を打って、娘の定期演奏会を見に行きましたが、

あまり記憶に残っていません。。。。(;^ω^)

花粉症

”今年は花粉症が楽です!”

と、毎年この季節は憂鬱に過ごしていたという患者さんは、

嬉しそうにそう話します。

鼻炎や花粉症などの鼻の症状に対して

鍼灸治療はとても効果的です。

先日、全日本鍼灸師学会のサイトに

American Head and Neck Society(AHNS)のアレルギー性鼻炎(AR)に対する

新たな臨床診療ガイドラインが発表され、

との記事が掲載されていました。

そのガイドラインには、初めて鍼治療がOption治療として掲載されたとのこと。

通常の西洋医学の治療を補完する治療とし

鍼灸治療が選択の一つとして有効であるということが

認められた結果でしょう。

まだ鍼灸がなぜ効くかというところのメカニズムは

十分に解明されていませんが、

鍼灸をすると症状が改善するということは、

様々な臨床研究で分かってきています。

アメリカは、臨床技術を重視する医学ですので、

効果があればどのような方法でも積極的に受け入れていきます。

今年は、例年以上に花粉の飛散が多い年ですので

花粉症の人にとっては辛いシーズンですが、

鍼灸治療をすることで、少しでも症状が緩和していきますので

是非、興味のある人は鍼灸治療を受けてみてください。

機能性胃腸症

機能性胃腸症という病名は、2006年に過敏性腸症候群とともに

アメリカの機能性消化管障害の7分類に初めて登場します。

比較的新し病名で、それまでは慢性胃炎や胃痙攣、神経性胃炎、胃アトニー

などと表現されていましたが、器質的に異常がないのに辛い胃の不快症状が

数か月続く場合に、この機能性胃腸症と診断が付くようになりました。

私自身もこの機能性胃腸症や過敏性腸症候群に

子供のころから悩まされていましたが、

当時はこのような概念がなかったので、その都度胃炎だの大腸炎だの

風邪だのと診断名が付けられて、それに対する薬が処方されておしまいでした。

当然ですが、一時的によくなりますが、根本的に治りませんので

同じ症状を繰り返すばかり・・・・

”とにかく胃の症状が辛くて・・・・”

と藁をもつかむ思いで来院された患者さんも

内科を受診しては、その都度つけられた病名に対する薬が処方され

一向に症状は改善せず、つらい思いをしていたようです。

どの患者さんもそうですが、とても固いお腹をしています。

胃腸が動いていない証拠ですが、

この機能性胃腸症の原因として、胃の動きが悪いというのがあります。

それから自律神経がしっかり働いておらず、消化器が機能していない場合も

あるようです。

いずれにしても、その背景には強いストレスや神経過敏などがあるようで、

そのような症状には鍼灸治療が最も得意とする分野ですので

機能性胃腸症や過敏性腸症候群は鍼灸治療がとても効果的なのです。

まだ、1ヶ月ほど数回の治療が終わった患者さんは

以前のような辛い胃の症状は改善しているようで

多少波はありますが、良い方向に向かっているようです。

木剋土

5,6年前から強いストレスを受け、緊張感を続くと

下腹に力が入らず、全身倦怠と胃腸の調子が悪くなることを

繰り返していた患者さん。

胃カメラ検査をして、多少の胃粘膜の荒れがある程度で

特に異常は見られません。

内科で処方される薬を服用しても、一時的に症状は緩和しますが

根本的に治ることはありません。

藁をもつかむ思いで、鍼灸治療を受けることにしたようです。

東洋医学では、強いストレスを受けると肝が傷つきます。

肝が傷つくと、気の流れ悪くなり気滞になります。

やがて気滞が限界まで達すると、脾胃を傷つけ始めます。

西洋医学にはない理論ですが、東洋医学には五行という考え方があり

肝は木に脾胃は土に配置され、五行理論では木剋土という

木が亢進すると土を傷つける関係になるため

肝の影響が脾腎に及ぼされるのです。

なので、西洋医学でもストレス性の胃炎や胃潰瘍という病名がありますが

実はこの五行理論で説明すると分かりやすいのです。

治療後に、大きく息を吐いた患者さんは

”とてもリラックスできました!”

と、柔和な表情になりました。

第六感??

”何か嫌な感じがするんですけど、気のせいでしょうか・・・”

と、神妙な顔つきでそう話す患者さん。

家を建てようと計画しているようですが、

ある土地を見学に以降とすると

家族が一人ずつ体調を悪くするようで

延び延びになってしまっているとのこと。

マイホームは、ほとんどの人にとって一生に一度の買い物..。

そう簡単に買い替えることができないので、

慎重になるのは当然です。

風水や九星気学などは、その人にとって最適な時期と移転方位を

教えてくれる占術ですが、科学文明にどっぷりと浸かっている現代でも

その占術を頼りにして、購入時期や方位を決める人は多くいます。

基本的な考え方としては、家族の中で一番中心になる人、

大抵は世帯主、生計を支えている人になりますが、

その人にとって最適な時期と方位を選択することが大切です。

気に敏感な人は、実際にその土地や物件を見に行った時の

第一印象がとても大事です。

自分に合わない場合、あるいはその土地なり家に邪気が多い場合など

気分が悪くなったり、精神的に不安定になったりします。

気にとても敏感な患者さんは、家族の異変が何かを暗示しているのでは??

と心配になり、私に相談しにきました。

早く見学に来るように催促する不動産会社の営業マンにも辟易ですが

それ以上に家族の異変と自分の胸騒ぎがとても不安で溜まりません。

そういう感覚を第六感ともいますが、特に女性はこの第六感が発達していますので、

異変を敏感に感じることが多いのです。

自分のその感覚に正直に行動するようにとアドバイスしたところ、

患者さんは少し安心したようです。

 

雛祭り

今日は雛祭り。女の子が健やかに成長することを祈るお祭りですが、

桃の花が咲くころなので、桃の節句ともいいます。

節句は、季節の変わり目で、日本では伝統的な行事を行う日でもあります。

節句には5日あり、五節句ともいいます。

1月7日は人日、七草の節句です。

3月3日は上巳、桃の節句や雛祭りと言われています。

5月5日は端午、菖蒲の節句と言われ、一般的には男の子の成長を祈る祭りの日です。

7月7日は七夕(しちせき)、いわゆる七夕(たなばた)で、笹の葉に飾りをつけて祝います。

9月9日は重陽、菊の節句といいます。

いずれの節句も奇数月の奇数日に配当されています。

中国の陰陽五行説では、奇数は吉数とされていて、

その中でも9が一番の吉数。易で陽を表すのも9になります。

中国では、9月9日の重陽節は盛大にお祝いをします。

日本ではどちらかというと、雛祭りや端午の節句が中心になっているようです。

いずれにしても、桃の節句が過ぎたので、

本格的に春が始まります。

庭にある梅も咲き始めました。

良い季節が始まると、気持ちも朗らかになっていきますね。

免疫力UP!?

”風邪をひいても熱を出さずすぐに治るようになりました!”

鍼灸治療を始めて半年ほど経つ患者さんは、

毎年この時期に風邪をひいて寝込むようですが

今年は寝込むことがないようです。

鍼灸をすると免疫力が上がることは知られています。

それは、鍼灸をすることで白血球の組成が変化するためで、

リンパ球が増えることによって、感染症などに耐性がつくわけなのです。

通常、白血球は顆粒球が554~06%、リンパ球が35~41%

マクロファージが5%程度の割合になっています。

それがストレスなどによって交感神経が優位な状態が続くと

顆粒球が増えてしまい、アレルギーなどの症状を引き起こしたり

顆粒球が死んだ後に放出される活性酸素がによって

体が酸化し、血管や細胞を傷つけてしまうことになります。

細胞が傷つけば、当然ですが癌にもなりやすいといえます。

特に強い不快な症状がない場合は、

鍼灸をしても、すぐに体の変化には気づきにくいですが、

風邪をひきにくいとか、風邪をひいても直ぐ治る、

あるいは症状が悪化しないなどの変化は

確実に実感するようになります。

鍼灸の効果を実感した患者さんは、

この調子で一気に妊娠まで突き進むことでしょう。

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