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鎮痛剤の功罪

月経痛、頭痛、腰痛、神経痛・・・・

痛みの疾患はたくさんありますが、

痛みが辛い時、その痛みを除去してくれる薬が

鎮痛剤です。

痛みの多くは炎症や刺激による侵害受容性疼痛です。

いわよる痛みを伝える受容器が刺激されて

痛みの信号が脳に伝えられることによって起こります。

たとえば、打撲を負った時に患部が赤く腫れあがりますが、

打撲という刺激が加わることで組織が破壊され、

そこから炎症を起こす物質が放出され、

痛みを脳に伝えつつ、その組織の修復、感染していれば

それを取り除く作業に取り掛かります。

炎症を起こす物質の一つにプロスタグランジン(PG)があります。

PGは、血管を拡張させ、血管の透過性を高め

神経に対して痛みを伝えていきます。

鎮痛剤の多くは、このPGの産生を阻害する作用があり

その作用で痛みを抑えていきいます。

PGにはいくつか種類があって、シクロオキシナーゼ(COX)という

酵素から産生されるのですが、そのCOXの種類のよって

その作用が異なってきます。

炎症を起こす作用のあるPGは、COX2という酵素から産生されますので、

鎮痛剤はこのCOX2を阻害していきます。

ただ、鎮痛剤はCOX2だけではなく、COX1も阻害してしまいますので、

COX1から産生されるPGの重要な作用である胃粘膜保護作用も

一緒に阻害されてしまうので、鎮痛剤を服用すると胃が荒れるのです。

それでは、COX2だけを阻害する鎮痛剤はないのかというと、

以前開発されたのですが、今度はCOX2だけを阻害すると

COX1から産生されるPGのもう一つの作用である血小板凝集作用が起こり

血栓が出来やすくなってしまうとのことで、早々に使用中止になりました。

なので、一般的な鎮痛剤は、COX1とCOX2を阻害する作用があります。

鎮痛剤の作用として、妊活中の人にはとても問題な作用があります。

それは、子宮内膜で着床を促す因子を阻害してしまうという作用です。

受精卵が着床するような時期には、実はCOX2から産生されるPGが

子宮内膜に対してとても重要な作用をしていることが分かっています。

先ほどお話ししたPGの血管を拡張させて血管の透過性を高める作用プラス

子宮の筋肉でもある平滑筋を弛緩させる作用があるのです。

つまり、子宮内膜に対して受精卵が着床しやすいような状態にする

という作用です。

鎮痛剤を常用している女性は妊娠しづらいと良く言われていますが、

それは鎮痛剤によってCOX2から産生されるPGを阻害してしまうからなのです。

痛みを引き起こす物質として忌み嫌われるPGですが、

実は、妊娠するためにはとても大切な役割をしているのです。

女性に多い月経痛や頭痛で日頃から鎮痛剤を常用している人は

もしかしたら妊娠しづらい体になっているかもしれません。

鍼灸治療は、月経痛や頭痛などの痛みの疾患にはとても効果のある

治療方法ですので、月経痛や頭痛を緩和することによって、

鎮痛剤に頼らない体にすることだけでも妊孕性がUPします。

妊活中の女性で、月経痛や頭痛に悩まされている女性は

是非とも鍼灸治療を試してみてくださいね。

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