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2015年2月

妊娠の卦

”先生は占いをするんですね!!”

と患者さん

過去に占いで結婚した時をピタリと当てられ

それ以来占いにはまっているとか。

年齢的に妊娠するのが難しくなっている患者さんは、

これから先、妊娠することが出来るか

観て欲しいようです。     

易で観る場合、妊娠の卦というのがあり

坎卦が出ると、妊娠する可能性が高いと観ます。

特に、内卦に坎卦が出ると妊娠の可能性が大です。

また、卦の全体と観たときに坎卦に似た形になっているときも

妊娠の可能性を示唆しています。

その卦は、雷山少過という卦で、

この患者さんを占ったときに出た卦です。

少過は、文字通り少し過ぎると言う意味ですので、

年齢的に、妊娠するには少し過ぎてしまっていますが、

妊娠する可能性はまだあると、卦全体から見て取れます。

もう、ダメかと諦めていた患者さんは、

少し希望を持ち、前向きな気持ちになったようです。

 

不育症

”結局流産してしまいました・・・”

と、残念そうに話す患者さん。

体外受精で、陽性反応が出て

順調の成長し、10週くらいでクリニックを卒業。

それから1か月後の検診で

心拍が止まっていたようです。

一般的には、9~10週を過ぎれば

流産率は、かなり下がります。

丁度、胎盤が形成される時期で、

卵巣から分泌されていた黄体ホルモンから

胎盤から分泌される黄体ホルモンに入れ替わる時期でもあり

胎盤がしっかりでいていれば、

それ以降は順調に成長していきます。

ただ、当院でもこれ以降に流産する方が

数名いらっしゃいました。

20週くらいで流産した方もいます。

いわゆる、不育症の場合もありますし

胎児の遺伝的な問題の場合もあります。

この患者さんの場合は、おそらく遺伝的な問題だろうとのことでした。

何が災いするか分からないのが妊娠です。

遺伝的な問題であれば、自然淘汰なので致し方ありませんが

不育症などの母体の問題であれば

対処する方法はたくさんありますので、

希望を捨てず、次の妊娠に向けて

しっかりと体を整えていきましょう。

経絡的思考

東洋医学の独特な考え方に、経絡というのがあります。

経絡は、気の流れ道で、体の左右に12本ずつ、

それから、体の正中線の前側と後ろ側の経絡2本を加えて

14本の経絡があります。

経絡上の組織に何か障害が起こると

その経絡上に異常反応が出てきます。

その異常反応をチェックして、

経絡上にある経穴に鍼や灸で刺激を与え

その異常反応を改善していき

その組織の修復を助けます。

胆のうを子供の頃に手術した患者さんは

左薬指から首に至るラインが重だるい症状が

出てきて辛いようです。

加えて、ちょっと運動しただけで息切れがします。

薬指から始まる経絡は三焦経で、

その経絡と接続している経絡は胆経です。

胆経の異常反応が、接続している三焦経に影響を

与えている状態です。

三焦経と表裏で接続している心包経にも影響が出て

動悸の症状が出ています。

それぞれの経絡上の経穴に刺激を与えることで

辛い症状は改善していきます。

最初の治療でかなり症状が楽になったと感じた患者さんは

これからも治療を続けていきます。

劇的に改善??

”生理痛がとても楽になりました!!”

と患者さんは嬉しそうに、そう話します。

毎周期、生理期間は鎮痛剤が欠かせません。

鎮痛剤を服用しても痛みが引かないことも。

ひどい時は、寝込んでしまい、仕事もお休みするようです。

妊娠を希望して鍼灸治療を始めましたが、

治療をして初めての生理の時に

あまりにも生理痛が楽なので

びっくりしたようです。

一日だけ鎮痛剤を服用しただけで

寝込むこともなく、仕事も休むこともなく

快適に過ごせたようです。

女性の場合は、生理があるので

鍼灸治療の効果を実感しやすいのです。

特に、生理前後の不快な症状がある場合は

その違いをはっきりと感じるでしょう。

生理痛が楽になったということは

気血の循環が良くなったという証拠です。

それだけ、子宮と卵巣の状態が良くなっているということなのです。

この調子で、体が整っていけば

妊娠する日も近いでしょう。

歯車

半年前に耳の違和感を感じていて

それほど日常に支障があるわけではないので

そのまま放っておいたようです。

次第に咳が出て

体調がどんどん悪くなっていきました。

あまりにも長引いてしまったので、内科を受診したところ、

マイコプラズマ肺炎と診断されてしまいました。

それまで、大きな病気もせず、

体力に自信があった患者さんは

思わぬ診断に、かなりショックを受けたようです。

確かに、そのころはプライベートのことで

いろいろなことが重なり、かなりストレスと疲労が

蓄積していたようです。

一つ一つの小さなストレスが

それまで順調に動いていた体の歯車を

少しずつ狂わしていきます。

最初の耳の症状は、その最初の兆候。

その時に、ケアをすることが出来れば

大きな歯車を狂わすことはなかったでしょう。

すっかり自信を失った患者さんは

狂った歯車を修正しようと

鍼灸治療を始めました。

もう一度、体力に自信があった頃に戻るために

少しずつ修正をしていきます。

妊孕力

タイミング療法を受けてすぐに妊娠した患者さんは

喜びもつかの間、クリニックに行く前に

生理が始まってしまいました。

血液検査では、黄体ホルモンの値が低く

黄体機能不全と診断されています。

基礎体温も体温の上がり方がゆっくりでメリハリがなく

高温期も短いとのこと。

典型的な妊孕力不足な体質です。

そこで、鍼灸治療が良いらしいと知人から聞いて

体質改善のために来院。

妊娠が出来ない体質ではないので

とにかく妊娠を継続するための力を付けることから始めます。

東洋医学では、黄体ホルモンに該当する気は

腎陽の気です。

この気が不足すると、腰が常に重だるく、

寒がりで冷え性になるのが特徴的。

冷えは、万病の元なので、ひたすらに温めていきます。

そして、自分で体を温めるようにできる体質に変えていきます。

始めて鍼治療を受けた患者さんは

治療が終わった後に、体が暖かくなっていることを実感した様子。

この調子で妊孕力が付いていけば、

近いうちに良い結果を得ることが出来るでしょう。

メリハリ

”体温がガクッと下がってから生理が始まりました!”

と、患者さんが嬉しそうに話します。

基礎体温のパターンにはいろいろありますが、

意外と多いパターンが、高温期の後半になると

だらだらと下がり始めて、

そのまま生理が始まるというケース。

黄体機能が低下している状態ですが、

理想的には、生理が始まる直前まで

高温期の体温を維持して、

一気にガクッと低温まで下がる状態がベスト。

低温期から体温が上がるときも

理想的には、1、2日で一気に高音の体温まで

上昇するのがベストですが、

なかなかそうはいかないことが多いようです。

そうでなくても、高温期になった後、

あまり上下に体温が触れることなく

一定の体温を保っていることが大切です。

体温は、自律神経のバロメーターでもありますので、

体温が安定しているということは、

ストレスも少なく、生活習慣も安定していて

自律神経が安定している証拠になります。

とはいえ、なかなか理想的な体温波形になるのは

難しいので、少なくとも低温期と高温期が

ある程度差があれば、メリハリのある

基礎体温と言えるでしょう。

鍼灸とすることで、自律神経のバランスが整うだけでも

体温の状態は劇的に変化していきますので

基礎体温が安定しない方は

是非、鍼灸を試してみましょう。

関節痛

”痛みはかなり楽になりました!”

と患者さんは安心していた様子。

膝の関節が痛くなり、

整形外科を受診しましたが、

今一つすっきりと良くなりません。

他の症状で定期的にいらしていた患者さんは

正座が出来ないくらいに悪化して

とても辛かったようです。

年齢を重ねると、どうしても関節の障害が多くなります。

特に、筋肉量の少ない女性は

関節を十分に支えることが出来ずに

負担が大きくなってしまいます。

関節などの骨格は、腎気が主ります。

年と共に腎気が衰えると

骨が弱くなり、関節も障害が起きるようになります。

補腎をしつつ、関節周囲の血行を良くすることが大切で

加えて、ストレッチなどで筋力を付けていくと

関節の障害を予防することが出来ます。

関節周囲には、経穴がたくさんあり

体に何らかの障害があると

その経絡上の経穴に反応が出ますので

特に関節周囲の経穴は敏感に表れてきます。

関節に問題がなくても、

関節に違和感がある場合は

その内臓などの別の組織に異常があるかもしれません。

関節の痛みは、QOLを著しく下げてしまうので

無理をせずに、安静にしているか

他の症状がないか確認をして

早めのケアを心がけましょう。

癒されます

”この音楽は癒されますね・・・”

と患者さん。

当院で流しているBGMは、

アイルランドのアーティスト”エンヤ”です。

とてもゆったりとしたリズムで、

深い森をイメージさせるサウンドは

心の底から癒されます。

当院の近くには長沼公園があり、

そこからの流れてくる祐気と

エンヤの音楽が相まって、

癒しの空間へと誘ってくれます。

鍼灸治療によって、体はリラックスし

さらにエンヤの音楽で癒されて

心身ともにリフレッシュしていきます。

ほとんどの患者さんは、治療中に

深い眠りに落ちてしまいます。

妊活する上で一番大切なのは、

日常のストレスを洗い流すこと。

ストレスフルの日常から解放されると

妊孕力が一気に高まります。

エンヤに癒された患者さんは

近々良い知らせがあるかもしれません。

 

されど体温・・・

”高温期なのに体温が上がりません・・・”

と嘆く患者さん。

排卵をすると、卵胞が黄体化して

そこから黄体ホルモンが分泌されます。

黄体ホルモンは、子宮内膜を着床しやすい状態に整えるなど

妊娠を維持するのには不可欠なホルモンです。

黄体ホルモンは、体温中枢に働きかけて、

体温を上昇させます。

この働きから黄体ホルモンが分泌されているかどうか

推測することが出来ます。

体温が上がらない場合は、排卵がされていない可能性が高く

一応上昇しているけれども、低温期との差が0.3度以下の場合

黄体がしっかり機能していない可能性が高いと診断されます。

鍼灸治療をすることで、この黄体機能を改善することも可能です。

”高温期の体温が安定してきました!”

と嬉しそうに話す患者さん。

高温期の体温がギザギザで、体温の上がりもゆっくりで

メリハリがありませんでした。

鍼灸治療をして、体温がスムーズに上がり

高温期のギザギザがなくなってきたようです。

こうなると、体がリラックスして黄体ホルモンがしっかり分泌されている

といえます。

基礎体温不妊という言葉があるくらい

基礎体温を測るというのはストレスになります。

とはいえ、基礎体温を測ることで

おおよその自分の子宮や卵巣機能が推測できるので

大切は指標であることは間違いありません。

心の負担にならない程度に測り、

それがストレスと感じたら

思い切って止めてみる。

基礎体温と上手く付き合っていきましょう。

見た目は・・・

”見た目はマッチョなんですが・・・”

と、患者さんが不思議そうに話します。

姉妹そろって不妊治療をしているという患者さんは、

妹さんのご主人は体格はがっちりしているようで

でも男性不妊症と診断されているとのこと。

体格ががっちりしていると、

不妊症とは縁がないように感じますが

生殖機能と体格は必ずしも比例しないのです。

腎気と生殖機能は密接に関係があると

東洋医学では考えます。

腎気は先天の気ですので、

子供の頃から虚弱体質であったり

風邪を引きやすいなど、

いつも体調がすぐれないというタイプの人は

腎気が不足している場合が多いのです。

ただ、もともと腎気が充実していても

成人になって、過労や房事過多

生活習慣の乱れから

この腎気を損傷すると

たちまち腎虚になり、その影響で

生殖機能が低下してしまうことがあります。

仕事がとてもハードでストレスフルだという

このご主人は、かなり腎気が弱くなってしまっているのでしょう。

男性不妊が増えつつある現状ですので

どうにか仕事量を減らして、しっかり定時に帰って

休息する時間を増やさないと

ますます不妊症のカップルが増えてしまうでしょう。

 

ヴァータ

ア―ユルベーダーの勉強を始めた患者さんは

自分の体質が、ヴァータ体質と分析をして

それに基づいて健康管理をしているようです。

ア―ユルベーダーでは、3つのタイプに体質を分け

その体質に応じて、生活習慣や食事

あるいは治療方法を決め

病にならないよう予防をしたり、治療をしていきます。

ヴァ―タ体質は、体型は細くて華奢、痩せ型で肩幅は狭く

腰も細い。皮膚は薄く冷たく、乾燥気味。

髪は粗く、油分が少ない。

そして、筋肉質ではなく、手足の血管や関節がはっきりしている・・・

とあります。

なんとなくイメージできますね。

東洋医学では、気血両虚証タイプでしょうか。

確かに、患者さんは、色が白く背が高くほっそりとした体型で

皮膚も乾燥気味です。

”どうも最近、体質が変わってきたんです・・・”

と、最近体調があまり良くないようで、

今までの健康管理の方法に疑問を感じてきたとか。

その他に、ピッタ体質、カファ体質があり

それぞれ相互に関係しながら、その時々の体質が

決まるわけなので、

今、ヴァ―タ体質でも、生活習慣を変えたり

食事を変えたり、あるいは季節の変化などの作用を受けることで

その都度体質は変化し、例えばややピッタ体質気味になったとか

カファ体質寄りになった、ということが起こります。

また、必ずしも一つの体質ということではなく、

それぞれヴェータとピッタとカファの

性質が少しずつありますので、

その時々で、ある体質の割合が大きくなり

その体質が目立ってくるということなのです。

自分の健康をしっかり管理する上では、

今の体の状態を敏感に感じることは

とても大切なことなので、

変化を感じている患者さんは

これからも良い健康状態を保つことでしょう。

 

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