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2014年12月

トラウマ

卵巣嚢腫と診断された患者さんは、

そのこと自体にもショックを受け、

さらにドクターから手術を勧められ

一瞬、躊躇をした態度を見せたところ

悪性かもしれないから早く取った方がいいと言われ

心の準備が整う間もなく

手術をしましたが、

その後、体調不良と精神的な不安定さに

悩まされ、不妊治療を断念せざる負えませんでした。

それがトラウマになって、婦人科に通うことが出来なくなったようです。

とはいえ、体調不良をどうにか改善しないことには

前に進むことが出来ませんので、

意を決して鍼灸治療を始めることに・・・

しばらくして、転院先の婦人科も決まり

心機一転、不妊治療を再開することにしたようです。

不妊治療は、単に薬を使って、ハイおしまい・・・という

単純な治療ではないので、その人の心の状態や生活環境

人間関係や社会環境など、様々な要因を考慮しなければ

良い結果に結びつきません。

とても繊細で複雑な要因が多くあり、

治療をする側は、臨床技術だけでない

人間力が試されます。

ですので、患者さんをトラウマにさせてしまいのは

言語道断です。

少しずつ精神的に安定してきた患者さんは

妊娠に向けて、前向きに体を整えていきます。

きっと、来年は希望に満ちた年となるでしょう。

Merry X’Mas!!

”夜中の2時に起こされました・・・”

と、寝不足気味の患者さん。

お子さんが、夜中の2時に目覚めて

プレゼントが枕元にあるのを見て

大喜びしたようです。

今日は、クリスマス。

良い子には、サンタさんから

プレゼントがもらえます。

多くの家庭で

子供の喜ぶ声が上がったことでしょう。

うちの子にも、サンタさんがやってきて

”これ一番欲しかったんだ!!”

と、娘が大喜び。

もう来年は小学校を卒業するので、

サンタさんも卒業です。

親の務めがまた一つ終わっていきます。

受精卵の質

不妊症の原因は、女性側の原因が3分の1、

男性の問題が3分の1、夫婦とも原因がある場合が3分の1

と言われています。

今や半分は男性側の問題となっていますが、

それでもなお女性が中心になって

治療をしているのが現実です。

確かに、妊娠するのは女性なので

致し方ないと言えばそうなのですが、

受精卵というのは、卵子と精子があって初めて成立するから

当然、受精卵の半分の遺伝子は精子由来のもの。

着床に関わる情報は、実は精子側の遺伝子であることを

以前、不妊NWの研修会で聞きました。

ということは、卵子の質ばかり高めても

精子の質が良くなければ、受精卵の質は良くならないとも言えます。

以前もお話ししたように、ちょっとしたことで造精能力は

落ちてしまいます。

毎日数千万の精子を作っているとはいえ、

運動性のない奇形ばかりの精子では意味がありません。

1回の射精で1~2億匹の精子が膣内に射精され

卵管膨大部まで到達するのが100匹程度と言われています。

100万分の1の競争に勝抜くパワーのある精子であれば

受精卵としてはそれなりに質が高いかもしれません。

しかしながら、遺伝情報が正常であるかは分かりませんので、

結局成長せずに終わってしまう場合もあります。

質の高い精子が卵子と出会えるように

男性もしっかりと自分の健康に気を使いましょう。

いつもより楽!

月経不順で、カウフマン中の患者さんは、

鍼灸を始めて、最初の生理が来ました。

いつもは、生理が始まる前に

下腹痛が辛いようですが、

今回は、あれ??

と思うくらい、痛みがなくスムーズに始まったようです。

東洋医学では、お血の状態があると

生理痛が辛くなると考えます。

お血とは、血液循環の悪くなっている状態で

冷たい物を飲食したり、ストレスや疲労などが重なると

気血のめぐりが悪くなり、お血を引き起こします。

お血を放っておくと、生理痛が辛くなるばかりでなく

子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫など

器質的な症状まで悪化してしまうので

お血体質の人は、しっかり気血の循環を

良くしておく必要があります。

冷えは最大の敵ですので、

しっかり温めて、冷たい物、なま物

乳製品や砂糖類は絶対に控えてください。

和食中心の食生活を心がけて、

適度に運動をして、循環を良くしていきましょう。

 

ショート法

今周期はショート法で刺激を試みた患者さんは

左右の卵巣に15個の卵胞が育ったようです。

もともと卵胞の育ちが遅く、

かといってクロミッドなどの誘発剤を使うと

すぐにOHSSになってしまうので、

やたらと薬を使うことはできません。

前回、アンタゴニスト法で採卵を試みましたが、

良い卵は取れましたが、数は少なく

思うような結果を得ることが出来ませんでした。

誘発方法には、アゴニスト法とアンタゴニスト法があります。

アゴニスト法には、誘発する期間によって、

ショート法とロング法があります。

それぞれ、長所短所があり、また適応する年齢や

卵巣の状態、ホルモンの状態などが異なりますので

一概にどの方法が優位であるかは言えません。

最近では、自然周期法が主流になりつつありますが

低刺激では卵胞が育たない人には、高刺激法で

採卵を目指すことになります。

その方法が、先ほどの二つの方法になり

その人の体の状態に応じて、あるいは

希望する採卵数に応じて、選択することになります。

患者さんは、今回はショート法に切り替えたのですが、

この方法は、OHSSになりやすいので

採卵後の卵巣の状態が気になります。

ただ、AMHは実年齢よりも高いので、

そういう意味では、期待が持てそうです。

案の定、かなりお腹が張って辛いようですので、

OHSSにならないように、鍼灸で卵巣のケアをします。

果たして、良い卵がどれだけ採れるでしょうか。

とても楽しみです。

思いもよらぬ・・・

”妊娠していました!”

と、嬉しそうの報告をする患者さん。

二人目を出産をした後は、体調をかなり崩してしまい、

もう妊娠はイイ!!

と思っていましたが、

子供が成長するにつれて

もう一人産んでもいいかな・・・ 

と思うようになったようです。

持病がある患者さんは、自分の健康を維持するのも大変です。

三人目はとても無理と思っていましたが、

一人目から続けている鍼灸治療で

体力には自身があったようです。

あとは自然に任せようと、

タイミングを取り始めてすぐに妊娠が分かりました。

一人目のときは、体外受精をしても妊娠できなかったのに、

持病の手術の時と出産前後以外は

毎週欠かさず鍼灸治療に通っていたおかげで

自然妊娠できる体になっていました。

体は辛いけれども

三人目を授かった喜びを噛みしめています。

これからも、元気に赤ちゃんが成長するように

そして、自分の健康を維持していくように

出来る限り鍼灸治療を続けていくようです。

忘年会

昨晩は、私が所属している鍼灸師会支部の忘年会でした。

八王子市と日野市の鍼灸師が集まって、

八王子・日野支部を構成しています。

面積だけは、東京都鍼灸師会で大規模な支部ですが

人口に比例して、人数は少数です。

若い鍼灸師がいない年寄りばかりの支部なので

非常に落ち着いた雰囲気の忘年会になりました。

一番若い鍼灸師でも40代後半・・・

最高齢は80歳越!!

業界の集まりはどこもそうですが、

その業界の話題が中心になります。

今年実施したイベントの反省やら

本部の裏話や噂話やら

最近の景気の話など・・・・

若い人がいれば、二次会はもっと華やかなところへ・・・

となりますが、オジサンたちの集まりなので、

そういう元気もありません。

とはいえ、来年はやらなければならない課題が多いので

その傾向と対策が出来て、私的には

とても充実した時間となりました。

卵管造影検査

不妊治療の検査の中で、卵管の通りを検査する方法には

いくつかあります。

卵管造影検査、通気検査、通水検査がそれですが、

卵管造影検査は、造影剤を卵管に流し、レントゲンを撮り

造影剤の拡散の状態を確認し、卵管の通過状態を確認します。

ドクターによっては、被爆を懸念するために

卵管造影検査に消極的な場合があります。

その代りに通気検査や通水検査をするのですが、

卵管に生理食塩水や二酸化炭素などのガスを注入し

圧をかけることによって、圧の状態を測定し

卵管の通過状態を確認します。

簡単で、被爆の心配もないのですが、

いずれの場合も、どちらかの卵管が詰まっていると

正確な検査が出来ないというデメリットがあります。

卵管造影検査を予定していた患者さんは、

一人目のときは、検査後に妊娠をしたので

今回もそれを期待して、クリニックに行きましたが

そのドクターは、被爆を気にするタイプで

通気検査のみで卵管の状態を確認したようです。

結果は、卵管が詰まっているとの診断。

自然妊娠は無理だから、体外受精にステップアップするように

勧められてしまいました。

子宮内膜症などの既往歴もありませんし、

クラミジアなどの感染歴もありませんので

特に卵管が詰まるような心当たりはないようです。

どうも腑に落ちないので、クリニックは行かずに

鍼灸で自然妊娠を目指すようです。

東洋医学的には、お血や気滞があると

卵管などの機能が低下することがあるので、

ひたすらに気血の流れを良くしていきます。

年内に間に合う??

不妊治療では、クリニックの都合と体の都合が合わないと

採卵や移植が延期になることはしばしば起こります。

年中無休で診療しているクリニックもありますが、

個人で診療しているクリニックはそうはいきません。

そうならないために、薬で周期をコントロールするケースが

ほとんどです。

”年内に移植が間に合わないかも・・・・”

と、月経が予定通りに始まらないと

クリニックの年末年始の予定と移植の予定が

重なってしまうとのこと。

できれば年内に移植をしたいと希望している患者さんは

早く始まらないかと、ヤキモキしています。

いくら薬でコントロールしているとはいえ

体の反応は人それぞれですので、

予定通りに始まるかは分かりません。

無理に体を予定に合わせるよりも

体の予定に従った方が

結果は良好になると思います。

それまで、ゆったりとした気持ちで

体を整えていきましょう。

ぎっくり注意報

最近ぎっくり腰になる人が増えています。

寒くなりと血行が悪くなり、筋肉が栄養されなくなりますので

筋肉が硬くなってしまいます。

日常的に重い物を持って腰に負担がかかっている人や

同じ姿勢を長時間続けている人など、

腰の筋肉が疲労している場合は、

さらにその症状が悪化して

ちょっとした負荷で、ギック!!

という、一瞬息が出来なくなり、

全く身動きの取れなくなる、

あの恐怖のまさにぎっくり腰が襲ってきます。

ぎっくり腰は、通称で医学的には

急性腰痛症といいます。

症状は様々ですが、筋膜の炎症であったり

椎間関節の捻挫であったり

筋肉自体の損傷であったりします。

いずれにしても、ギックッと瞬間的に

発症するので、たまったものではありません。

急に冷え込みが厳しくなってきた先月後半から

ぎっくり腰を訴える人が増えていますので

これからますます冷えが厳しくなってくる時期、

恐怖のぎっくり腰にならないよう、

しっかり腰の筋肉をストレッチをしつつ温めて、

予防していきましょう。

下着の話

不妊の原因が女性にあるというのは、もはや昔の話。

今となっては、ほぼ半分が男性側の原因なのです。

その原因は様々ありますが、一つは下着にあります。

日本には戦後になって、アメリカから入ってきた下着に

ブリーフがあります。

今では、一般的な男性の下着ですが、

それまでは、いわゆるふんどしが一般的な下着でした。

ブリーフとふんどしの大きな違いは、

睾丸が締め付けられるか否かにあります。

ブリーフは、体にフィットするように作られているので、

股間が締め付けられてしまいます。

なので、睾丸の血流が悪くなるということと

熱が逃げないので、必要以上に温まってしまいます。

精子を作っている睾丸は、とても熱に弱い組織で

サウナや熱い風呂もNGとされています。

加えて、血流が悪くなってしまうので

男性不妊で多い、精索静脈瘤が出来やすくなります。

一説には、戦前の男性の半分の数しか精子がいないとも

言われていますので、

妊活中の男性諸氏は、せめて、

ブリーフなどの股間を締め付ける様な下着は控えて

トランクスなどのゆったりとした下着に替えると良いでしょう。

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