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2014年11月

日進月歩

”ホルモン剤はがんのリスクが高まるから服用するなと・・・”

と、患者さんは母親からそう言われたようです。

不妊治療をしていると、どうしてもホルモン剤を服用せざるを得ない

場面に出くわすことがります。

このホルモン剤によってがんのリスクが高まるという認識は、

2002年7月米国国立衛生研究所(NIH)で行われた大規模臨床試験で、

HRT(ホルモン補充療法)は心臓血管系疾患、乳がん発生などに

リスクがあるという中間報告が行われたことに端を発しています。

その報告以降、HRTを敬遠するムードが広がり、

ホルモン剤の使用が激減していきました。

しかしながら、その後の研究によって、

必ずしもHRTのよってがんのリスクは高くならないとの報告が

世界中の研究機関から上がり、

現在では、条件を満たせばホルモン剤を使用ても

問題はないとの認識になりつつあります。

医学の進歩は日進月歩なので、

その時点で有効と言われていた医療技術や薬剤が

数年経つと逆効果というような方向に変わってくことは

しばしば起こります。

なので、常に新しい情報を取り入れ

間違った判断をしないように心がけたいですね。

気の持ちよう

残念ながら判定の結果が陰性だった患者さんは

卵の質もG1で内膜も10mm以上あったので

ドクターからも看護師からも太鼓判を押され

期待が膨らんでいましたが、

思わぬ結果になり、その時はかなり落ち込んでしまったようです。

ただ、年齢的に仕方ない!!とすぐに割り切り

本来であれば、しばらく落ち込んでしまうところを

次に向けて気持ちを上げていこう!!と

すぐに気持ちを切り替えたようです。

年齢的に限界が近づいているので

落ち込んでいる暇はありません。

そう自分に言い聞かせて、

気持を奮い立たせています。

その期待に応えるために

今まで以上に最善の治療をしていきたいと思います。

次はきっと良い結果が出ることを願いつつ・・・

黄色信号??

”年齢的に仕方ないけど、黄色信号・・・・”

と、ドクターから言われ、ショックを受けてしまった患者さん。

不妊治療において、ホルモン値の検査は必須です。

ただ、どのような検査でもそうですが、

正常範囲というものがあります。

特に不妊治療において重要なホルモン値は、

FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)です。

最近では、卵巣年齢と言われるAMH(抗ミュラー管ホルモン)があります。

FSHは、卵巣機能を見る上で重要なホルモンですが

女性の場合は、月経周期によって刻々と変化しています。

なので、月経が始まって何日目に検査をしたかによって

ホルモン値にばらつきが出てしまいます。

FSHの低温期(卵胞期)の正常値は、

3.0~14.7mlU/ml

と言われています。月経3日目くらいであれば

一桁であることが望ましいでしょう。

ただ、ドクターによってこの値にシビアに見る人がいます。

私が患者さんから聞いたあるドクターによると、

5以下でなければ卵巣機能が低下していると判断するようです。

それはちょっと厳しすぎるよね・・・・

と、患者さんと苦笑いするのですが、

それによって、卵巣機能が黄色信号!!

と言われると、ショックを受けてしまうのは致し方ありません。

先の患者さんも一桁なのに、そういわれてしまったようです。

あまりホルモン値に振り回され、それがストレスになって

ホルモンバランスを崩してしまっては

元も子もありません。

しばらくは、クリニックに行かず、鍼灸で体を整えていくようです。

その方が、却って近道かもしれませんね。

 

調子がイイです!

”お腹の調子はイイです!!”

と、嬉しそうに話す患者さん。

過敏性腸症候群で長年悩んでいた患者さんは、

意を決して鍼灸治療を始めました。

過敏性腸症候群は、まだ新しい病気で、

それまでは単なる自律神経失調症や

大腸炎などと診断されたいました。

ここ数年、腸にまつわる病気が多くなってきています。

原因不明で、しかも腸自身には器質的な問題がなく

長期間にわたって辛い症状がある人が

増えてきています。

腸は第二の脳とも言われていて

最近、腸の存在がクローズアップされてきていますが

実は、腸はセロトニンという人の感情に大きな影響を与える

物質を90%も作り出していて、

この物質が減少するといわゆるうつ状態や感情の起伏が激しくなったり

あるいは疲れやすい食欲がなくなる、逆に異常に食欲が出る

など、心身両面に様々な症状が出てきます。

特効薬はありませんので、対処療法的に治療するしかありません。

その点、鍼灸治療は自律神経に直接刺激を与えるので

胃腸を整え、腸内環境を改善し、

その結果としてセロトニンの産生を促し、

全身的な不調を改善していくことが出来ます。

鍼灸治療の効果を実感した患者さんは、

不妊症でもあるので、

この調子でいけば、念願の妊娠も近いでしょう。

考え方次第??

”自力で排卵しているのでこのまま様子見ましょう・・・”

と、ドクターから言われほっとした患者さん。

それまでのクリニックでは、クスリで刺激をして

卵胞を育てていたようで、

クスリに過剰に反応してしまう体質なので

1錠5日間服用しても5個、6個と成長してしまい

結局リセットをかけざるを得ない状況に

なってしまっていたようです。

転院先のドクターは、ステップアップをするほどではないので

しばらく様子を見ると判断してくれたようで

クスリを服用する度に

副作用で辛い思いをしていた患者さんは

安堵したとのこと。

少し成長が遅いタイプですが、

それ以外は妊娠できないほど原因はありませんので

あとは気血の循環を改善して

体をリラックスさせることが出来れば

直に結果は出ることでしょう。

鍼灸治療もそうですが

ドクターによって治療方針が異なるので

自分の体に合うクリニックを探すのが大変です。

とりあえず、自分の望みどおりの治療をしてくれる

ドクターが見つかったので、

そのドクターの基で妊娠を目指します。

お腹の硬さ

”お腹の違和感がだいぶなくなりました!”

と、患者さんは嬉しそうに話します。

おへその左下と鼡径部に近いところにある硬結は

東洋医学的にはお血の反応と言われています。

お血体質の方は、大抵この付近に硬結や圧痛があり、

お血が改善していくとともに、硬結や圧痛が改善していきます。

患者さんは、つい最近の婦人科検診で、

子宮筋腫が見つかったようで、

今まで長い間あったお腹の違和感は

もしかしたら筋腫が原因だったかも・・・・

と、慌てて来院。

週一回の鍼灸治療で、かなりお腹の硬さがなくなってきました。

子宮筋腫に限らず、子宮内膜症や卵巣嚢腫などは

血液循環が悪くなることによって引き起こされます。

冷えが一番の原因ですが、気が不足してしなっているタイプの人も

血液を循環させる力がないので、結果的にお血になってしまいます。

これからの季節、日増しに寒さが厳しくなってきます。

冷え対策を万全にして、熱めのお風呂にしっかり浸かって

体全身を温めるように心がけましょう。

女と男のディクショナリー

日本産婦人科学会作成した思春期からの性教育のための書です。

『女と男のディクショナリー』

http://www.jsog.or.jp/public/human_plus_dictionary/index.html

不妊症が増えている一つの原因に晩婚化がありますが、

月経が定期的に来ていて、健康に特に大きな問題がないと

いつでも妊娠できると思っている女性は多いようです。

もちろん、男性もしかり・・・

そうではないんだよ、年齢とともに妊娠しづらくなるんだよ

ということを思春期の頃に学んでいれば、

もう少し早く結婚をして、子作りに励んでいたかもしれません。

現場の産婦人科医である吉村よしのり先生が立ち上がり

この書を書き上げたようです。

是非、一読をお勧めします。

全然違う!

”前回とは全然様子が違います!”

と、嬉しそうに話す患者さん。

チョコレート嚢胞があり、なかなか卵が育たず、

結果を出すことが出来ません。

嚢胞の治療を優先しようと、ピルを3ヶ月ほど服用。

過去にも何度か同じ治療を受けていましたが、

結果は変わらず。

これではいけないと、鍼治療を始めました。

3ヶ月ほど鍼灸治療に専念をして

いよいよ採卵周期に入りました。

卵胞をチェックすると、前回とは育っている卵の数も

成長するスピードも異なります。

とても順調に育ち、卵の数も倍以上育っています。

鍼をする度に体調が良くなることを実感していた患者さんは

実際に卵巣の状態も良くなっていることが分かり

気持的にも前向きになっているようです。

移植は次周期以降のようですので、

今度はしっかり着床できるように

子宮環境を整えていきましょう!

つわり

”体がだるくて仕方ありません・・・”

と、二人目不妊でいらしていた患者さんは、

妊娠を喜びつつも、体調が良くないのでとても辛そうです。

つわりは、早い人では4週くらいから始まりますが、

多くは6週前後から感じ始めます。

概ね安定期になる16週にはほとんど収まるのが通常ですが、

出産間際までつわりが続く人もいるようです。

つわりが起こる原因ははっきりと分かってはいません。

一説には、妊娠をすると分泌されるhCGというホルモンによって

脳の嘔吐中枢を刺激するために引き起こされると言われています。

また、胎児は夫の遺伝子を半分持っていますので、

胎児を異物を判断して、拒絶する反応として

嘔吐などが引き起こされると言われています。

いずれにしても、ある意味順調に赤ちゃんが成長しているという

証拠でもありますので、安定期になるまでじっと耐えていきましょう。

どうしてもつわりが辛い場合は、腕にある内関というツボを指圧すると

悪心が楽になります。

体がだるくなる場合は、

”あまり動かないで安静にしていてね!”

という赤ちゃんからのメッセージと思って、

ゆっくりと過ごしましょう。

冷え対策

立冬が過ぎ、朝晩の寒さが徐々に厳しさをましてきました。

まだ本格的に寒さはこれからですが、

手足の冷えを訴える患者さんが増えてきました。

手足の冷えとともに、お腹とお尻の冷えを感じる人もいるようで

そろそろ貼るカイロの出番も近そうです。

今年は、立冬前から朝晩の冷えが厳しかったので

早めに治療ベッドに電気敷布を敷きました。

それから、伊藤短波株式会社製の超音波治療器を

今年から導入。家庭用の超音波治療器ですが

購入しわけではなく、デモ用にお借りしました。

昨年から導入している遠赤外線で、

背中から腰、それからお腹を温めて、

赤外線で足を温め、超音波治療器でお尻を温めます。

鍼灸治療は、どうしても肌を露出しなければなりませんので

これから寒くなる時期は、体が冷えないように

徹底的に温めていきます。

当院は、天井が高いので、エアコンによる暖房効果があまりでないので

局所的に温める必要があります。

それでも寒い場合は、電気マットやファンヒーターを導入していこうと

考えています。

お久しぶりです!!

”先生、お久しぶりです!!”

と、2年前に男の子を出産した患者さんが、久しぶりに来院されました。

断乳もして、生理が始まり、そろそろ二人目を考えているようです。

ただ、育児をしながらの病院通いは大変なので、

妊娠できればラッキー!という程度で

一人目よりも熱心に病院は通わないとのこと。

顕微授精で授かったので、二人目も顕微授精を予定しています。

産後は、特に体調を崩していませんが、

流石に育児の疲れは出てきているようです。

生理周期も不安定のようですので

まずは、基本的なホルモンバランスを整えながら

良い卵が成長するように、気血の状態を整えていきましょう。

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