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2014年3月

身柱

”子供の夜泣きが激しいんです!”

と、夜に何度も起こされて、体が休まらないと患者さん。

幼稚園に通う子供は、修了式が終わると同時に

もうお友達と一緒にいることができないかも

慣れ親しんだ教室から別の教室にいかなければ

いけないということに気付いたようで、

急に寂しくなり、不安になったようです。

別の患者さんからも同じような話を聞いていましたので

おそらく、そのように子供が急に情緒不安定になっている

家庭は多いかもしれません。

それは、確実に、精神的に成長している証拠なので、

新クラスになり、環境に慣れてくると自然に落ち着いてくるでしょう。

とはいえ、それまでの期間、毎日接しているお母さんとしては

どうにか子供を落ち着かせたいと思いますので、

患者さんには、”身柱”を刺激してあげると落ち着きますよ、

とアドバイスしました。

一般的には”ちりげの灸”として知られていますが、

小学生くらいまでの子供の、いわゆる”疳の虫”に

絶大な効果を発揮します。

身柱は、乱れた自律神経を整えり効果がありますので、

大人でも自律神経失調症気味の時は、

ここに灸をすると、体の様々な症状が改善して

精神的にも安定していきます。

これからの季節は、環境が変わる時期でもあるので

それに備えて、身柱の灸をしておきましょう。

 

虚しい・・・

”虚しいだけです・・・”

と、胚盤胞にならず、凍結ができなかったと連絡を受けた

患者さんは、そうため息をつきます。

連絡を受けた後に、治療費の請求書が送られてきて

それを見て、虚しくなったとのこと。

不妊治療は、他の疾患と異なり、

妊娠という結果がでなければ、何も残りません。

逆に卵巣機能が低下し、子宮環境が悪化してしまうこともあります。

そうならないためにも、妊娠しやすい体作りをすることが

大切になります。

生活習慣を改善したり、サプリメントや漢方薬などを服用したり、

骨盤調整や冷えの改善法を取り入れたりと

その方法は様々です。

その一つに鍼灸治療があるわけですが、

鍼灸治療は、自律神経を整えることでホルモンバランスを改善したり

気血の流れを良くして、卵巣や子宮機能を改善していきます。

3~6か月ほど鍼灸治療をしていくと

良い卵が採れるようになり、着床しやすい子宮環境になります。

鍼灸治療をして、良い卵が採れるようになってきましたが

もう一歩のところでしょうか。

あともう少しで、胚盤胞まで成長する良い卵が

採れるようになるかもしれません。

そうすれば、もう虚しい気持ちになることもなるでしょう。

意外と・・・

”意外と結果が出ないもんですね!!”

と、体外受精にステップアップした患者さんは

もっと簡単に妊娠すると思ったようです。

生理が順調に来ていても、様々な要因で妊娠に至らないことがあります。

卵巣機能が低下していれば、生理周期に変化がありますが

明らかな低下がない場合は、一見順調に周期は刻んでいきます。

子宮環境に何らかの異変があれば、

やはり、生理痛や出血の状態に変化が出てきます。

周期も一定、生理の状態も特に正常なのに妊娠しない場合

たとえば、ピックアップの障害であったり

受精の障害であったり、着床の障害であったりと

目に見えない部分での異常がある場合があります。

それらの障害を克服する意味で、体外受精という治療がありますが、

この治療で克服できる部分は、ピックアップと受精障害で、

着床障害は克服できません。

着床障害は、子宮筋腫やポリープ、あるいは内膜症があると

それが障害にある場合があり、それを治療すると妊娠することがあります。

また、不育症などの免疫系の異常がある場合は、

薬を服用して、流産を防止していきます。

生理が順調だし、生理の症状も軽いから

すぐに妊娠するだろうと高をくくっていると、

手遅れになりますので、妊娠を考えている人は、

できるだけ早く自分の体のチェックをしておきましょう。

 

余裕

”余裕が持てるようになりました!”

と、初めて鍼灸治療を受けた患者さんは、

施術後の体の変化を確実に感じているようです。

仕事が忙しく、常に体が疲れている状態で

不妊治療も結果が出ず、精神的に追い詰められていました。

まず、体を整えないと、いくら西洋医学の治療をしても

良い結果が出ないと思い、

鍼灸治療を始めました。

鬱っぽい症状があったので、とにかく体をすっきりさせたいという

強い思いがあり、半信半疑でしたが

初めて鍼灸治療を受けてみて

体がすっきり軽くなったのを実感。

不思議と精神的にも余裕が生まれてきたようです。

それまで、早く妊娠したいという思いから

自分を追いつめていたことに気づき、

少し余裕が持てたことで、

じっくり体を整えていこうという気持ちになったようです。

”また桑実胚で止まってしまいました・・・”

と、残念そうに話す患者さん。

クリニックの方針では、胚盤胞にならなければ移植はしないとのこと。

年齢的にぎりぎりのところに来ているので、

移植ができないのは、時間的にも大きなロス。

桑実胚でも着床率は変わらないというデーターもありますので

できれば桑実胚で移植してほしい・・・

そう思っても、クリニックの方針は変わらないので

それはできないとのこと。

鍼を始めてから、コンスタントに卵が採れるようになりましたが

あと一歩のところで、成長が止まってしまいます。

培養液の中よりは、子宮内の方が

確実に環境が良いはずです。

少なくとも桑実胚まで成長できるだけの力を

持っているのですから、

子宮内に戻れば、しっかり着床してくれる気がします。

次は必ず胚盤胞になることを願いつつ、

ひたすら、気血の流れを良くしていきます。

 

ストレス

”体温を測るのがストレスなんです・・・”

と、患者さんは、体温を測るたびに一喜一憂する自分が

とても嫌だそうです。

基礎体温不妊という言葉があるくらい、

女性にとっては、基礎体温を測ることがストレスになります。

一定の生活リズムで過ごしかつ

一定の時間に同じ条件でなければ

正確な測定はできません。

仕事などで体が疲れ、

残業などがあれば、帰宅時間も遅れ

食事や寝る時間も変わってきます。

そういう変化の激しい生活リズムの人は

当然自律神経も乱れやすいので、

体温もおのずと乱れてきます。

その乱れやすい体温で月経のリズムを

予測しようという方に無理があります。

ストレスになるのは本末転倒なので、

基礎体温を測ることをお休みしては?

とアドバイスをしました。

自分の体の変化で、ある程度排卵日は予測できますし、

却って体の変化の方が正確でしょう。

また、4月から排卵検査薬が、処方箋なしで

購入できるようになりますので、

検査薬を併せて使えば、

より正確に予測できるようになるでしょう。

基礎体温から解放された患者さんは

少し安心したようです。

 

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