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2013年9月

一人歩き

最近、患者さんから、いくつか妊娠中にしてはいけないという

情報を聞きました。

”妊娠初期に三陰交に灸をすると流産する”

”低温期に豆類を多くとると妊娠しずらくなる”

ということですが、三陰交については

かなり多くの情報がヒットします。

しかしながら、これは、様々な検証の結果、

鍼灸師の間では、問題はないというのが

一般的な見解です。

その他にも、妊娠を希望している女性には、

お腹の石門を使ってはいけない、とか、

足の崑崙を使ってはいけないなど

古典に掲載されているので、今でもそう信じられていますが

これも、検証されて結果、流産はしなかったとの

報告があります。

豆類については、豆に含まれているイソフラボンが

女性ホルモン様の働きをするので、

それが多くなると、卵胞刺激ホルモン(FSH)が抑制されて

卵胞の育ちが悪くなったり、

逆にLHサージを引き起こして、未熟なうちに排卵させてしまう

可能性があるから・・・

という理由かもしれません。

ただ、通常の量を摂取している限りは

おそらく、問題はないでしょう。

ちなみに、2005年に食品安全委員会から出された報告では、

大豆イソフラボン錠剤150mg/日はヒトにおける健康被害発現量

と考え、その半分の75mgを

”臨床研究に基づく現時点におけるヒトの安全な上限摂取目安量”

としました。

大豆イソフラボンを濃縮したサプリメントを大量に摂取しない限り、

150㎎以上摂取することはないので、

心がけて豆類を摂ることをお勧めします。

このような情報は、ある一部分が切り取られて

それが一人歩きしてしまうので、

少なくともそういう情報に対しては

本当なの??

という気持ちを持つことが大切ですね。

偶然にも・・・

二人目の妊娠を目指して、体外受精をしている患者さんが

無事、胚盤胞の移植が終わりました。

何気に一人目の時の卵の写真を見ていたところ

何と、移植した日が一緒であることに気づいたそうです。

”偶然にも一緒でびっくりしました!”

と、患者さん。

上手くいけば、誕生日が同じになります。

別の患者さんは、採卵した日が、

前回陽性反応が出たときの卵と同じ曜日だったとか。

これも何か縁があるかもしれない!!と

移植に向けて、体と整えています。

最近、陽性反応が出た患者さんは、

採卵した時のベッドが、

一人目の子の卵を採卵した時と同じベッドだったとか。

採卵するためのベッドが、20台以上もあるクリニックですので、

同じベッドで採卵することは、そうないと思います。

成功した時と同じシチュエーションで治療をすると

それだけでも、気持ち的に前向きになります。

やはり、何か引き合うものがあるのでしょう。

まさに、縁は異なもの味なもの・・・ですね。

満月

先日の19日は中秋の名月でした。

丁度満月だったので、とても綺麗な月を見ることができました。

東洋医学では、月は陰に属します。

女性も陰に属しますので、

女性と月は、相性が良いのです。

月を眺めていると、月からのパワーを受けますので

女性の陰の気が満たされます。

”月を眺めていたら、お腹が温かくなりました!”

と、不思議な現象に驚いた患者さんが、

その時の状況を話してくれました。

夜遅く帰ってきた旦那さんと

一緒に月を眺めていたら、

スッと、一筋の光が横切ったようです。

”あれ!!流れ星!!”

と、二人は思わずそう声を上げながら顔を見合わせましたが、

願い事をする間もなく消えてしまい、

とても残念だったようです。

ただ、二人の思いは一緒ですので、

その思いは、きっと流れ星に伝わっていることでしょう。

2週間後に、良い知らせが来るかもしれません。

体質が変わった!?

”不育症の検査をしたら、陽性でした・・・”

と、二人目不妊で体外受精をしている患者さんは、

意外な結果に落ち込んでしまったようです。

一人目も体外受精でしたが、陽性反応が出た後は、

順調に成長を続け、無事出産しています。

育児もひと段落ついてので、二人目と思い

凍結してあった胚を移植しましたが、

期待とは裏腹に、陰性反応・・・

年齢のせいか・・・それとも、出産で体質が変わったか・・・

鍼灸で体を整えようと、鍼灸治療を再開。

今度は、陽性反応が出たものの、流産してしまいました。

何かおかしい・・・・

不安に感じた患者さんは、不育検査をしてみたところ、

不育症であることが分かりました。

まさに、青天の霹靂・・・・

出産をして、体質が変わったのかと、

複雑な気持ちになりましたが、原因が分かったので

ある意味、すっきりしたようです。

今回の移植では、不育症対策をしていますので

しっかりと成長してくれることでしょう。

 

そういえば・・・

”そういえば、最近、胃が痛くて寝られない

ということがなくなった・・・”

という患者さん。

常に、胃の痛みに悩まされ、

寝るころになると、しくしくと痛んでいました。

腹診をすると、心窩部に張があり

軽く押圧しただけで、痛みを訴えます。

かなり胃の状態が悪い証拠です。

どの患者さんにも、必ず中かんという

鳩尾とお臍の真ん中にある経穴に鍼をしますが、

この患者さんのように、心窩部に強い圧痛を

訴える患者さんには、その上にある巨闕にも鍼をします。

ず~んという心地よい響きが胃全体に広がります。

2周期ほど治療をしたときに、

そういえば・・・・と、胃に痛みがないことを気づいたようです。

不妊治療をされている方は、胃腸が弱い方や

胃腸にトラブルを抱えている方が多くいます。

婦人科系の疾患に効果のある経穴が

胃腸系の経絡に多くあるのは、

婦人科系のトラブルが、消化器系のトラブルと

何か関連があるからなのでしょう。

 

クリニックの選択肢

体外受精などの治療をしているクリニックを選ぶ際に、

様々な要素がありますが、

仕事をしている方にとっては、

治療技術や治療成績以上に、

通院のしやすいさというのが、大きな要素になります。

仕事と治療の両立が難しく

治療に専念するために仕事を辞めてしまう人もいますから、

経済的に余裕があればそれも一つの選択ですけれども

そうでない場合は、簡単に辞めることもできません。

そうなると、限られた選択肢の中から

自分にとってベストな選択は何か・・・・

これは、最も難しい問題になります。

鍼灸を始めて、周期も安定してきているので

出来るだけ早くクリニックを探し

治療をしていきたい・・・・

そう願う患者さんは、しばらく悩みは続きそうです。

 

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