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2012年10月

嬉しい誤算

あまりにも内膜が薄く、人工授精が中止になってしまった

という、患者さん。

一人目も人工授精だったので、諦めていたところ

なんと、妊娠していることが判明。

ドクターが中止を判断するくらいの内膜の厚さが

どれくらいの厚さなのかは不明ですが、

人工授精が中止になったことで

仕方なくダメもとで、タイミングを取ったようです。

しかも、人工授精予定日ではなく、数日後に・・・

それが幸いしたのか、生理の予定日になっても

始まらないので、妊娠検査薬を使用したところ

陽性反応が出て、本人もビックリ!

内膜が薄かったのは、まだ卵胞がしっかり育っていなかったためで

タイミングがずれたことが、

却って、排卵日に合っていたのかもしれません。

まさに、嬉しい誤算とはこのことを言うのでしょう。

自然妊娠できる体に整っていたのも

実感することができたので、

それも嬉しい誤算かもしれません。

焦らず

”少し治療を休もうと思っています!”

と、体外受精を予定していた患者さんは、

鍼灸を始めて、体の状態が良くなっていることを実感し

もっと良くしようと思ったようです。     

早く結果を出したいと思うのは人情です。

でも、気持ちばかり焦り、

まだ十分に体が整っていないのに

治療の臨み、結果が出ないことは

しばしば起こります。

一日でも早く我が子に会いたいというのは

母親として当然の気持ちですが、

焦る気持ちが空回りして、

その望みがなかなか叶わない原因になります。

そのことに気づいた患者さんは、

一呼吸を置いて、その焦りの気持ちを抑え

じっくり体を整えてくことを選択しました。

一歩一歩確実に

妊娠への階段を登っていきましょう。

痛み

歯の神経を抜いたのに、同じ歯が痛みだしたという患者さんは、

以前、治療していた歯医者に行きましたが、

原因が分からず・・・

痛みの治療に詳しい歯医者を探し受診したところ、

歯の問題というよりも、神経の問題かもしれないと

さらに痛みの治療の専門医を紹介され受診。

そこで、検査をしたところ、

”末梢性神経障害性疼痛”と言われたようです。

一般的には聞きなれない病名ですが、

読んで字のごとく、神経そのものが何らかの原因で

障害されて、神経自身が興奮することで

痛みを感じるようです。

一般的な痛みは、プロスタグランジンなどの発痛物質によって

神経が刺激されて、痛みを感じますが

この場合、神経そのものが直接刺激されているので

一般的な鎮痛剤が効きいません。

その点で、たちが悪いようです。

神経の障害を緩和する薬が処方されたようで、

しばらくそれで様子をみるとのこと。

鍼灸は、痛みを緩和する効果に優れています。

なぜ、痛みを緩和する事ができるかは

まだはっきりと分かってはいませんが、

痛みの伝わりをブロックしたり

血液循環を良くすることで、発痛物質を早く除去したり

筋肉を緩めることで、神経の圧迫を取ったりと

様々な作用で、痛みを取り除きます。

痛みは、体の異常を知らせるメッセージですので

単に痛みだけを取り除くだけでは、真に治ったとはいえません。

痛みを緩和しつつ、痛みの根本の原因を

改善していく必要があります。

 

意外な原因

月経が始まると、激しい胃痛に襲われるという患者さん。

ここ数周期ほど、同じ症状になるようです。

子宮内膜症だった患者さんに、

もしかしたら内膜症の影響かもしれません

と、伝えると、意外な原因にびっくりした様子。

内膜症は、子宮だけでなく、卵管や卵巣

それから腹膜内に転移して、腸や胃にも影響を与えます。

生理が始まると、腹膜内に転移した内膜も

一緒に出血するので、痛みを発します。

時には、激痛になるので、胃腸が悪いのでは??

と、勘違いしてしまうこともあります。

婦人科でドクターに相談したところ

そうかもしれないとのことで、とりあえず鎮痛剤が処方されたようです。

ただ、不妊治療をしているので、それ以上の検査や治療は

一旦不妊治療を休まなければならないとのことで

しばらくは、様子を見るようです。

妊娠には欠くことのできない内膜ですが、

生理の時に、しっかり剥がれ落ちてくれないと

子宮のみならず、内臓の環境も悪くなってしまいます。

そうならないためにも、お血体質を改善し

血液循環の良い体にしていきましょう。

苦手な季節

季節性情動障害という症状があります。

10月頃から始まり、翌年の3月頃になると治る症状ですが、

丁度、秋~冬にかけて起こることから

別名”冬季うつ病”と呼ばれています。

症状は、うつ病と似ていて、

倦怠感、気力の低下、過眠、過食など・・・

冬以外の季節では、いたって健康な人が多いのが特徴。

日照時間が短くなることが原因のようで、

体内時計をつかさどるメラトニンの分泌が、

日照時間が短くなることによって

遅れたり、過剰になったりで、睡眠のリズムが乱れることが

引き金になるようです。

また、神経伝達物質のセロトニンが減ることで

脳の活動が低下するのも原因の一つとのこと。

梅雨の時期に起こる、夏型もあるようです。

基本的に、日光を沢山浴びることで

予防ができるとか。

セロトニンは、腸内で産生されるので

腸の調子を常に整えておくことも大切でしょう。

不妊症で治療に来ている患者さんの中にも

これからの時期が苦手という人が多くいます。

なるべく外に出て、ウォーキングをしながら

しっかり日光を浴びて、

自律神経の働きにメリハリを付けましょう。

そうすることで、ホルモンのバランスも良くなり

妊娠しやすい体になっていきます。

血流を良くする方法

”血流を良くするにはどうしたらいいですか?”

と、移植を控えた患者さん。

前周期は、内膜が厚くならずに、中止になったので、

今周期はどうにか内膜を厚くして移植をしたいようです。 

内膜は、卵胞の成長とともに厚くなります。

卵胞がら分泌されるエストロゲンに反応するのですが、

このエストロゲンが十分に子宮へ循環しないと

内膜は厚くなっていきません。

血液循環が悪いと、エストロゲンの循環も悪くなりますので

内膜を厚くするには、まず血液循環を良くすることが大切。

お腹を冷やさないこと、下腹部の内臓を良く動かすこと、

から始めていきましょう。

内臓を良く動かすには、ウォーキングが最適。

大股で早歩きをすると、骨盤が良く動き

内臓の動きが良くなります。

改めウォーキングだけをしようとすると、

億劫になってしまうので、

買い物ついで、子供を保育園に迎えに行くついで

どこかに出かけるついで、のついでウォーキングが

長続きするかもしれません。

車や自転車をなるべく使わず、

少々の距離であれば、歩いてしまいましょう。

ウォーキングで、下半身の血液循環が良くなれば

足先の冷えも解消します。

内膜も厚くなり、冷え性も解消できるので

一石二鳥です。

内膜は一日にして厚くならず!

毎日の積み重ねが大切です。

 

今までにない感覚

”もっと日常生活をしっかり送らないと!”

と、患者さん。

鍼を始めて、体が軽くなり、

気持ち的にもポジティブになったようです。

それが、今まで感じたことがないような

新鮮な感覚だったようで、

日常生活の過ごし方から

しっかりしなければ、体を整えることができない!

という思いを強くしたとのこと。

健康診断で、特に大きな問題がないと

自分の体は健康であると勘違いしてしまいます。

なので、ついつい自分の弱い意志が求めるまま過ごしてしまいがち。

それが、生活習慣の乱れにつながります。

ある日突然、自分の体が取り返しのつかないことに!

なっていることに気づき、慌てることになります。

そうならないためにも、自分の本来の体が

どういう状態であることがベストなのかを知ることが大切です。

それを知るきっかけが、鍼灸治療だった患者さんは、

本来あるべき姿に気づいたので、

これから妊娠に向けて、しっかり体を整えていくことでしょう。

サイン

女性の場合、生理前後や排卵頃になると、

様々な症状を訴える人が多くいます。

痛みであったり、胃腸の症状であったり、

全身の倦怠感や、精神的な症状であったりと、

それは千差万別です。

下痢症状が続いているという患者さんが、

今までは、それは自分の体質だろうと

あまり気にしていなかったようですが、

二人目を出産した後、あまりにも長く続くので

気になり内科を受診。

過敏性腸症候群と診断されました。

それまでも生理前後に下痢になることがありましたが、

直ぐに治っていましたので、

それは自分の体質だろうと思っていました。

出産後や生理後は、腎気が消耗していますので

一時的に腎虚という状態になります。

女性の体には、それを元に戻そうとする力が

もともと備わっているので、

その状態を引きずることはありません。

ただ、胃腸が弱いなどの状態があると

腎気を補うことができませんので、

慢性的に気血の不足している状態が続きます。

その結果、不妊であったり、月経不順であったり

その他全身的な症状を引き起こすことになります。

生理前後に胃腸症状を訴える人は多くいますが、

それは、自分の体が気血を補う力が弱いという

体のサインなので、

そのサインに敏感になることが、

女性として健康体でいることができる秘訣になります。

胃腸症状に限らず、精神的に不安定になる、

お腹や胸が張る、腰が重だるくなるなどの症状は

気血の流れが悪く、腎気が弱い証拠です。

体が発しているサインに気を配り

それを単に体質だからと片づけず

しっかりケアをしていきましょう。

やはりタイミング大事

タイミング療法ではエコーで卵胞の大きさを確認し

排卵する時期を予測しますので、比較的良い精度で

排卵の日を特定することができます。

この日辺りに排卵するので、この日にタイミングを取ってくださいね・・・

と、ドクターから指導されるわけですが、

その日に確実にタイミングが取れるかは、また別問題。

仕事の都合、体調の都合、などなど、

様々な都合で、タイミングを取ることができないことがあります。

よしんばタイミングが取れたとしても、

排卵が遅かったり、逆に早かったりで、

結果的にタイミングが合わないこともあります。

AIHも状況は似たり寄ったりで、この日にAIHをすると決まっていても

夫が急な用事で当日行けないこともあるでしょう。

タイミングを合わせるということは、

実は意外と難しいことが分かります。

妊娠する確率が、自然妊娠でも30%程度であるのは、

そういうもろもろも状況の中で、二人のタイミングがピッタリと

合った瞬間にしか成立しないので、

低い確率となるのかもしれません。

とはいえ、二人のタイミングを合わせないことには

妊娠は成立しませんので、

普段からお互いの触れ合いを大切にすることで

いざという時に、迅速に対応できる体勢を整えておくことが

必要なのかもしれません。

ちょっと、難しい表現になってしまいましたが、

ようは、どんなに忙しくても、疲れていても

せめて体に触れあうことだけはしておきたいですね。

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