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2012年5月

過ぎたるは・・・

健康維持のために運動をされている人は多くいますが

健康に良いからと言って、欲張って沢山運動しても

意味がありません。

”過ぎたるは及ばざるがごとし”の諺があるように

過度な運動は、却って健康に害があります。

”気虚の人って、運動はやり過ぎな方が良いんですか?”

と、不妊治療でいらしている患者さんが

自分の体質が気虚であることを知って

そう疑問に感じたようです。

それまで、かなりハードにエアロビのエクササイズをしていたようで

エクササイズ後は、かなり疲労感が残り、

単に体力がないだけと思っていたようで、

もっと一生懸命やって、体力をつけなければ!

と、さらにハードにやっていたようです。

東洋医学では、気虚体質の人は、気を消耗するようなことは

控えるようにアドバイスします。

気が充実していても、翌日に疲れが残るようなハードな運動は

気を消耗してしまい、気虚になってしまいます。

気が不足すれば、健康を維持するための基本的な機能が

上手く働きません。

もちろん、生殖機能も正常に機能してくれません。

不妊症の多くの人は、この気が不足していることが多いのです。

運動も仕事も遊びも、やり過ぎは禁物です。

"心ってどこにあるの?"

と、素朴な疑問として、よく取り上げられますが、

”心”を辞書的に説明すると、

理性・知識・感情・意志などの働きのもとになるもの、

また、その働きそのもの・・・

ということになりますが、

基本的には、脳の働きによるところが大きいので

心は、脳にある・・・かもしれません。

ただ、第二、第三の脳があるとも言われていて

それが、腸であったり、皮膚であったり

あるいは、細胞一つ一つにあったりと

体全体にあるのかもしれません。

腸では、脳内物質のセロトニンを作っていることが

分かっていますし、

皮膚も脳から独立して、独自の判断で

様々な反応をすることも分かっています。

そう考えると、体中、いたるところに

心があって、その一つ一つが

様々な知恵や感情、意志を持っているのでしょう。

東洋医学では、体の臓腑に精神が宿っていると

考えていますので、その考え方は

すんなりと理解することができます。

鍼灸は、そういう心のひつと一つに

刺激を与えて、体全体の心のバランスを整えていく治療

ということがいえるでしょう。

PMS

不妊治療でいらしている患者さんの多くは

月経不順なり、月経前後の体の不快感を

多かれ少なかれ持っています。

月経が順調であるということが

妊娠するための必要条件になります。

ただ、月経が順調だけでは、十分とは言えないのが

妊娠の難しいところです。

周期的に順調に来ていても

辛い月経痛に悩まされていたり

月経前の倦怠感やイライラ感

頭痛や下腹部痛などの醜い体調不良があれば、

器質的な異常や血行不良、

東洋医学的にいう気の滞りなどがが

あることは間違いありません。

それらのことが、妊娠の妨げになっていることは

多く見受けれますので、

月経前後の体調不良は

それが毎周期あるから、これが普通なんだと

決して、思ってはいけません。

月経前の様々な体調不良を

PMS(月経前症候群)といいますが、

この症状は、不妊症の前触れでもありますので

月経周期は安定しているけれども

PMSと感じている人は

今のうちに、このPMSを改善しておく必要があるでしょう。

信じる力

胎嚢が見え、心拍も確認できた患者さん。

ただ、まだ不安はぬぐえません。

なぜなら、また流産してしまうのでは・・・

という思いがあるからです。

いわゆる習慣性流産体質の患者さんは

その原因が分からず

辛い思いを繰り返してきていました。

そんな時に出会った鍼灸治療に望みを託し、

体質改善をしてきました。

その甲斐あってか、すぐに妊娠はしましたが

まだ自分の体には自信がありません。

”あとは、赤ちゃんの生命力を信じるしかありません・・・”

と、力なく答える患者さんに

”大丈夫です!信じましょう!!”

と、自分に言い聞かせるように

患者さんを励ましました。

鍼灸師が鍼灸の力を信じなくて

何を信じることができましょう。

今までやってきたことで、

確実に妊孕力は付いていると確信しているので

私自身、太鼓判を自信を持って押すことができました。

きっと、無事成長してくれること祈っています。

気づき

鍼灸を始めて、体の状態が良くなったと感じている患者さんは

今までの生活で、何がいけなくて、何が足りなかったのか

どうしなければいけなかったのかを気づいたようです。

都心に住んでいるので、

交通の便も良く、職場も近く

ショッピングをするにも、娯楽を楽しむのも

何をするにも不自由を感じません。

その反面、高いビルに囲まれた部屋には

日差しは入らず、一日電気を付ける生活。

目の前には高速道路が走り、

騒音と排気ガスで窓を開けることはできません。

そんな生活を続けていたある日、

月経不順になっていることに気づきます。

体外受精でも結果は出ず、

精神的にも追い詰めあられた時

鍼灸治療に出会いました。

西洋医学でない医学に出会い

別な角度から自分の体を見つめると

何でこんな体になったのかに気づかされました。

生活環境は、そう簡単に変えられませんが

生活スタイルは変えることができます。

部屋に日差しが入らなくても

近くに緑豊かな公園は沢山ありますので、

日差しを沢山浴びることはできます。

しばらくすると、自分の心と体が、軽くなってくることに

気づきました。

その後は、質の良い卵が採れ、

胚盤胞で凍結できるようになりました。

あとは、しっかり子宮環境を整えるだけです。

ちょっとした気づきによって

心と体は、劇的に変化をしていきます。

そのことに気づいた患者さんに

もうすぐそばまで、妊娠は近づいているでしょう。

体は正直

自覚症状はないけれども

しっかり体は反応している場合があります。

特に女性の場合は、その反応が生理の異常

という形で表現されることが多くあります。

1年ほど、仕事で忙しい思いをした患者さんは、

その後生理が止まってしまったようです。

ただ、患者さん本人は、それほどストレスを感じていなかった

ようなので、生理が止まったことに??だったようです。

生理が止まる原因には、いろいろとありますが、

東洋医学的には、大きく分けて気血が不足する場合と

気血が滞ってしまう場合とがあります。

この患者さんの場合、特にストレスを感じていなかったようですので

仕事が忙しく、著しく気血が消耗していたために

生理が止まってしまったのでしょう。

忙しいから疲れるのは仕方がないよ・・・と

我慢していたのでしょう。

体は正直ですので、

これ以上無理!!という時は

必ず何らかの反応を示します。

その反応をしっかり分かってあげて

そのときに、適切にケアしてあげることは

それ以上体の状態を悪くしないために

とても大切なことです。

産後うつ

二人目出産後、うつ病を発症してしまったという患者さん。

2年間、通院と入院を繰り返し、薬物治療を試みましたが、改善せず。

西洋医学不信になり、鍼灸治療に一縷の望みをかけます。

産後うつの原因は、良くわかってはいませんが、

エストロゲンとプロゲステロンが急激に減ることが

一因ではないかと考えられています。

また、陣痛や分娩の苦しみ、睡眠不足、孤立感や無力感など、

出産や育児に伴うストレスも

産後うつの原因となることもあるようです。

薬物治療で効果の出ないうつ病は

鍼灸治療で改善するデーターもあります。

鍼灸などの物理的な刺激で

本来持っている機能が働きだすからですが、

女性の体は、ホルモンによって、微妙に調整されているので

それが少しでも乱れると、途端に体調を崩してしまいます。

産前産後のホルモン状況が劇的な変化をする時期に

体調を崩してしまうのは、致し方ないですが、

それをいかにスムーズに回復させるかが

その後の健康にかかわってきます。

2年もの間、辛い思いをした患者さんが

一日も早く、元気になることを願っています。

されどホルモン

不妊治療をされている方は、

多かれ少なかれ、ホルモン剤を服用していますが、

以前は、ホルモン剤を服用すると

乳がんなどのリスクが高くなると

敬遠されていました。

最近の研究では、ホルモン剤によるがんのリスクは

ほとんどないことが分かってきています。

ただ、がんを進行させてしまうことは

はっきりしていますので、

精密ながん検診で、問題がないことを確認することが前提で

ホルモン剤を服用すれば、

安心して服用することができます。

もちろん、血液検査でホルモン値に問題のない人は

無暗にホルモン剤を服用すれば

自分で分泌しようとする働きが弱くなるので

安易に服用するのは控えた方が良いかもしれません。

ホルモンの分泌は、自律神経によって

コントロールされていますので、

ホルモンバランスが悪くなっているということは

自律神経のバランスも悪くなっている可能性がありますので

鍼灸などで、自律神経に刺激を与えて

アンバランスを調整しておきましょう。

たかが、ホルモンと侮るなかれ。

体の機能は、ホルモンによって調整されているので

それが乱れると、体全体の機能が乱れるのです。

されど、ホルモンと肝に銘じて、

しっかりとバランスを取ることを心がけましょう。

大きくなり過ぎ??

安産のお灸で来院している患者さんが

赤ちゃんが、1週ほど成長が早いといわれたようで

”お灸をしているせいですか?”

と、不思議そうに尋ねます。

安産のお灸をすると、臍の緒が太くなるといわれています。

臍の緒が太くなるということは、

それだけお母さんからの栄養をたくさんもらうことができるので

大きくなることは考えられます。

大きさだけでなく、免疫力もしっかり付くので

元気な赤ちゃんに成長していきます。

大きくなって唯一困ることは、

出産のときに大変になるということくらいでしょうか。

体の細い患者さんは、

大きく成長してくれることは嬉しいけれども

重くて大変・・・・と

これからまだ成長する我が子に

複雑な気持ちになっているようです。

とはいえ、大きく生まれることに越したことないので

あと2か月余り、しっかりお灸をして

元気な赤ちゃんが産まれてくることを

楽しみにしていましょう。

これでママに!!

”これで本当にママになれるんですね!”

と、不妊専門クリニックを卒業をして、産科に転院したばかりの

患者さんは、安堵感と嬉しさが込み上げてきているようです。

長い不妊治療の末にようやく妊娠できました。

妊娠が分かっても、流産の経験のある患者さんは

不安の日々を過ごしていました。

下腹部が痛くなっては、またダメかも!!と落ち込み

つわり症状が出ると、まだ大丈夫??と安心し

妊娠が分かってからクリニックを卒業するまでの約1か月間が

何十年にも感じたようです。

友達が次々と妊娠・出産する中で

”私もママになりたい!!”

という強い思いを糧に

辛い治療に耐えてきました。

その甲斐あって、無事クリニックを卒業をして

流産の可能性の低くなり、鍼灸治療もお休みです。

今年の秋、ママになった患者さんの幸せそうな顔が

思い浮かびますね。

元気な赤ちゃんが産まれてくることを、

お祈りしています。

来ることを楽しみにしています。

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