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2011年12月

何のツボ?

”頭のツボは何のツボですか?”

と、頭の天辺にあるツボに鍼を刺しているときに

上目使いで不思議そうに尋ねます。

丁度、両耳の先端を結ぶ線と顔の正中線が

交わるポイントに”百会”というツボがあります。

大抵の患者さんに、この百会に鍼を刺します。

名前の由来通り、全身の経絡が、このツボに集まります。

なので、ここに鍼をすると、

全身の経絡を調整することができるのです。

西洋医学的には、自律神経のバランスを整えるとでも

言うのでしょう。

頭痛やめまい、眼精疲労、耳鳴りなどの

頭部の諸疾患はもちろんのこと

全身症状にも効果があります。

痔の特効穴でもあります。

頭がすっきりしない時は

この百会を、少し強めに指圧すると

ずんと頭の中心に心地よい響きを感じ

頭がすっきりしていきます。

指圧は、指一本で、いつでも、どこでも、

手軽に刺激できますので、

自分のフェバリットポイントを持っていると

簡単に辛い症状を改善することできます。

不思議な力

いつ誰が見つけたのか、

誰が始めたかわかりませんが、

足の小指の爪の際にお灸をすると

胎児がクルリと回り

正常な位置に戻ります。

”至陰”という逆子の特効穴ですが、

西洋医学的にも解明できていない現象です。

一説には、子宮が収縮して、

それに合わせて胎児が動くことによって

逆子が矯正できるようです。

となると、戻った後にお灸をすると

また逆子になる可能性があるかもしれないと思うのは

自然な感覚ですが、

不思議とそうはならないようです。

もちろん、逆子が治った後

お灸をしないでいると、

また元に戻ってしまうことはあります。

そういう時は、三陰交にお灸をして

逆子の予防をすることができます。

安産のお灸でも有名な経穴ですので

逆子を予防しつつ、安産の効果を得ることができます。

神が人類に与えた不思議な力なのでしょうか。

お灸や鍼には、不思議な力があると

つくづく感じます。

かわいい!!

9月に出産した患者さんが、

赤ちゃんを見せに来てくれました!

目がくりっとした二重のイケメンです。

とても人懐こく、

私の顔見ても、笑顔でご機嫌さんです。

体外受精で妊娠に至らず、

藁をもすがる思いで始めた鍼灸で

奇跡的に自然妊娠した子です。

妊娠中も鍼灸をして体を整えてきました。

安産のお灸も出産ぎりぎりまでやっていたようです。

そのおかげか、とても穏やかで落ち着いた子に

成長していました。

妊娠中も気血の流れを良くしておくことは

精神的にもリラックスできますので

そのことが赤ちゃんにも伝わり、

赤ちゃんもリラックスできるのです。

栄養状態も良くなるので、

免疫力もしっかり身に付き

元気な子に育ちます。

そういう赤ちゃんを見るたびに

東洋医学の威力に驚かされます。

年末年始に出産を控えている患者さんがいますので

きっと、元気な声で産声を上げることでしょう。

厚すぎ??

月経が遅れているので、もしかしたらと思いつつも

検査薬を使わず、2か月が過ぎたころ、

大量の出血とともに月経が始まりました。

あまりの量の多さに不安になり、

クリニックに行ったところ、

流産であったことを知らされました。

内膜が厚すぎて、成長できなかったようで、

出血が多いのは、それが原因とのこと。

薄すぎても着床しずらく、

厚すぎても成長しずらい子宮内膜。

適度な厚さのフカフカ具合が

妊娠にとってとても大切なのです。

もっと早くクリニックに行ってれば

何か手立てがあったかもしれないと

悔いの残る結果でしたが、

自然妊娠できるということが分かったので

そのことは、前向きな結果と言えるでしょう。

適度な厚さになるように

また一から体を整えていく日々が続きます。

焦らず、のんびりと・・・

一番辛いこと

動物にとって、食べられないということよりも

寝られないことの方が

体に対するダメージは大きいようです。

1週間くらい食べずに水だけで過ごしても、

生命に危険が及ぶことはないようですが

3,4日寝ずに過ごすと確実に精神的な障害を受け、

1週間寝ずに過ごすと、生命に危険が及ぶようです。

寝ることができないというのは、

それだけ健康を害するのです。

では、どれだけ寝れば健康でいられるかは

人それぞれなので、

一概に8時間睡眠が良いとも言えませんし

5時間睡眠が良くないとも言えません。

起きたときに、すっきり起きられて

寝足りないという感覚がなければ

十分に睡眠は取れているでしょう。

”朝まで眠れませんでした・・・”

と、辛い不眠に悩む患者さんは、うつむき加減でそう話します。

背中がバリバリにこっているので、

体がいつも緊張しているのでしょう。

過緊張状態が続くと

脳が興奮しっぱなしなので、

寝ることができなくなります。

鍼灸をして、体をリラックスさせて、

気血の流れを良くすることが

不眠解消への第一歩です。

眠れる夜を迎えるために、

リラックスはとても大切です。

産み分け

一人目は男の子だから、二人目は女の子が欲しいとか、

また、その逆であったりとか、

生まれてきて欲しい性別を希望する人は

意外と多くいるのではないでしょうか。

生物学的には、若干男の子の方が生まれる確率は

高いようですが、基本的には確率二分の一。

男の子ばかりの多い家系、女の子ばかりの家系も

存在しているので、

人類全体として、確率二分の一なのでしょう。

様々な産み分け法の情報が

ネットを検索するとヒットしますが、

西洋医学的には、Y染色体を持つ精子は

X染色体を持つ精子に比べて、酸性に弱いので、

子宮内の酸性度が高いと女の子が生まれやすく

低いと男の子が生まれやすいようです。

精液は、アルカリ性で、酸性の子宮内を

精子が活動できるように、中和します。

なので、精液のアルカリ性度が高いと

男の子が生まれやすく、

低いと女の子が生まれやすいのでしょう。

他に、産み分けカレンダーなるものもあり、

男の子が生まれやすい日にタイミングを取ると男の子

女の子が生まれやすい日にタイミングを取ると女の子

が生まれる可能性が高いようです。

ちなみに、このカレンダーによると、

うちの場合、約70%の確率で当たっています。

気になる人は、このカレンダーを試してみてください。

差がない!

不妊症の人にって、一番悩ましいのが基礎体温。

測ること自体、ストレスになってしまい、

それが原因で、月経が乱れたり、体調を崩してしまう人も。

基礎体温が二相になるのは、

黄体ホルモンが、体温中枢を刺激して

体温を上昇させるからですが、

この反応は人によって様々です。

体温がしっかり上がっていても

黄体ホルモンが十分に分泌していない人もいますし

体温があまり上がらない人でも

黄体ホルモンが問題なく分泌している人もいます。

基礎体温は、そもそも排卵日を予測するためのもの

なので、体温の上がり方、体温それ自体には

それほど意味はありません。

”低温と高温の差がほとんどありません!!”

と、患者さんは、基礎体温表を見つめてそう嘆きます。

一応、黄体機能が問題がないといわれている

0.3度の差はあるので、大丈夫ですよと伝えましたが、

今までにない低さなので、

とても不安そうです。

鍼灸をするとぐっと上がるので、

きっと次周期はその不安は解消することでしょう。

やってみないと分からない

原因不明の不妊は、

ホルモン値正常で、卵管がしっかり通っていて

特に子宮筋腫や子宮内膜症でなく

きちんと正常な周期で月経が起きていて

なおかつ、避妊をせず、排卵日に夫婦生活を営んでも

妊娠しない場合をいいますが、

特に原因が見つからないと、

なかなか高度な生殖医療を受けるという選択を

することができません。

鍼灸治療や漢方などを試してみて

体質を改善して、妊娠に至るケースは多いのですが

それでもなお妊娠に至らないケースもあります。

そうなると、ピックアップが上手くいっていないのではないかとか、

受精に問題があるのではないかとか

着床に問題があるのではないかというような

目に見えない原因を予測することができます。

それを確認するためには、

体外受精をやってみないと分かりません。

月経も順調で、ホルモン検査も特に異常がなかった患者さんは

体外受精をして、実は未熟なうちに排卵が起こっていたことが分かり

受精することができていなかったようです。

基礎体温もはっきりと二相に分かれ、

一見問題がないように見えましたが、

実際に卵子を目で確認して初めて

未熟であったというが分かり、

ショックだったあったようですが、

原因を突き止めることができ、ほっとしているようです。

一見問題がないように見えても、

やってみないと分からない場合も

確かにありますので、

西洋医学の良い部分を上手く利用しつつ

東洋医学の利点も生かし

自分にとって最善の方法で

不妊を克服していきましょう。

ソフトランディング

更年期は女性にとって、憂鬱な時期。

卵巣機能の低下に伴い

女性ホルモンが低下していき

体の様々な不調を感じるようになります。

典型的な症状は、頭部が急に熱くなるホットフラッシュ。

それ以外にも、倦怠感や胃腸症状などの自律神経症状

イライラしたり、気分がふさいだりする精神症状など、

十人十色の複雑な症状を表します。

年齢的に更年期に差し掛かっている患者さんも

最近、ホットフラッシュや体の倦怠感などの不調を感じていましたが、

ただ、それ以前から鍼灸治療を続けていたので

一時的なもので終わったようです。

更年期障害は、閉経前後から始まり、

その後も長い間、その症状が続く場合があります。

一般的にはホルモン補充療法により治療をしますが、

ホルモン剤のリスクがありますので

二の足を踏んでしまう人もいます。

鍼灸治療は、そのような更年期障害の症状を緩和し、

ホルモンの低下に合わせて、体をゆっくりと

ソフトランディングさせていきます。

更年期障害かな?と思ったら

迷わず鍼灸治療を受けてみてください。

 

気のせい?

5年間、体の不調で苦しんだ患者さんは、

精密検査をしても、異常なし。

最後にドクターから言われた言葉は

”気のせい。気にし過ぎ。”

それでも、辛い症状は消えません。

西洋医学で最も苦手とする症状で、

検査で異常が見つからない以上

治療することができません。

最終手段は、抗不安薬や安定剤などの

薬によって脳の感覚を鈍らせてしまうこと。

西洋医学で治らないと悟った患者さんは

鍼灸治療に望みをかけました。

典型的な肝気鬱結。

肝の状態を整えて、気の流れを良くすれば

十分に改善します。

胃腸が弱いたぷなので、脾胃経を整えて、

ストレスに負けない体にして再発を防止します。

東洋医学もある意味”気のせい”にして

治療をしていきます。

気の異常が、健康を害する最も大きな原因なので

”気のせい”はとても重要な症状なのですね。

100%!!

”全部胚盤胞で凍結できました!”

と、嬉しそうに話す患者さん。

久しぶりの採卵で、3個採れ、

そのすべてが胚盤胞になりました。

胚盤胞になっても基準をクリアーしていないと

破棄されてしまうという、

その厳しさで抜きんでているクリニックで

見事、基準をクリアーし、100%を達成しました!

その患者さんにとっては、まさに快挙!

今までは、複数採卵されても

1個胚盤胞になるかならないかでしたので、

良い具合に、体も整っていることがわまります。

あとは、着床しやすい子宮環境に整えて

その日を待つばかり。

サンタがやってくることを願いましょう。

不妊治療には、時として様々な壁が立ちはだかります。

年齢の壁。

体力の壁。

精神力の壁。

経済的な壁。

環境的な壁。

卵巣機能の壁。

子宮機能の壁。

免疫機能の壁・・・etc

多くの壁を乗り越えて、初めて妊娠というゴールに

たどり着くことができます。

どんな壁が待ち受けているのかは

人それぞれですが、

特に体外受精においては、経済的な壁と精神的な壁の高さは

他の壁よりも抜きんでているでしょう。

1回の治療に50万前後かかる治療費。

どう捻出するか・・・・

通院するストレス、治療の結果に対するストレス、

仕事や家庭と治療の間で、

常に緊張を強いられる状態でも、

子供が欲しい!!という

強い動機があるからこそ

気合を入れて、耐えることができます。

自分は何事にもポジティブ!と自信に満ちていた患者さんも

鍼を始めて、あと少しのところでまで来ているのに

なかなか良い結果に恵まれません。

流石に自信もくじけそうとのこと。

これだけの時間と費用をかけて、結果が出ず、

もう年齢的にもギリギリのところまで来ています。

あと少しなので、続けてチャレンジしたいという気持ちもありますが、

持ち前の自信を取り戻すのは時間がかかりそう・・・

鍼灸を始めて、体質が変わっていることは実感しているので

いつでも治療に復帰できるように

体を整えていきたいとのこと。

確実に壁は低くなっています。

あとは、その壁を乗り越える自信を取り戻すだけ。

焦らず、ゆっくりとその時を待ちましょう。

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