フォト

ウェブページ

2019年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

Adsense


« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

空間

”この空間がとても気持ちいですね!”

と、初めて当院を訪れた患者さんが、

治療を終わって、そう感想を言いました。

学生時代、流体工学を専攻したのも

室内空間の快適性を追及したいという思いからでした。

単に冷やす、暖めるだけだった今までの発想から

より快適に過ごすための工夫が求められていた時代。

あれから20年経って、室内空間を快適にする技術は

飛躍的に発展しています。

今は、鍼灸師として、治療院という癒しの空間で

より快適に過ごすことが出来るような体作りの

お手伝いをしていますが、

そう患者さんから言われて、

自分が今まで考えてきたこと、実践してきたことは

間違いなかったと、確信することができました。

これからも、より一層

癒しの空間を充実させていきたいと思っています。

分からなくなりました!!

妊娠を目指して、不妊専門病院に通い始め

数回の採卵と数回の移植を繰り返し

良い卵が採れないと、自分の体に苛立ち

やっと採れたと思ったら受精しないと落ち込み

ようやく移植までこぎつけ、判定が陰性と知ると悲しみ

数年の体外受精で、精神的なストレスがMAXになりました。

このままでは、体だけでなく心までおかしくなるかも・・・・

と一抹の不安がよぎります。

そして、自問自答の日々・・・・

妊娠することが目的になってしまっているのでは???

そこまでして本当に子供が欲しいの???

高度な不妊治療は、時間とお金がかかります。

もちろん、心と体に大きな負担がかかります。

時には、仕事も犠牲にしなければなりません。

夫婦の強い絆がなければ、続けることは困難でしょう。

一旦、クリニックから離れて、

自分の体と向き合いたいとの思いから

鍼灸を始めました。

鍼灸は、単に体を整えるだけでなく

心も状態も整えます。

体が整ってくれば、心も整ってくることでしょう。

すると、本当に自分がどうしたいのか

見えてくるはずです。

憂鬱・・・

大事な試験を控えている患者さんは、

考えるだけでも憂鬱になるようです。

まさか合格すると思わなかった1次試験を突破して

全く心の準備をしていなかった2次試験を

近々受けなければなりません。

丁度、生理前のPMSが出てきて

憂鬱モード全開・・・・

”死にたいって思うこともあるんですよ・・・”

相当の鬱モードに入ってしまっています。

鍼灸をして、少しでも体と心がすっきりしたらと

やってきました。

毎年、様々な職種の資格試験が行われています。

難関であればあるほど、そのプレッシャーは半端ではないでしょう。

それで、一生が決まるわけではありませんが、

それが自分の夢であれば、

絶対に合格をしたいと思うのは、人情。

女性の場合、毎月訪れる憂鬱な時間があります。

それでなくても、強いストレスで体も心もボロボロなのに

その憂鬱な時間が重なると

もう考える気力も、動く気力もなくなります。

職業において、男女が平等になっているとはいえ

どうしても機能的に平等にならない部分があります。

人知れず、そのことに耐え、

それを克服して夢を掴む女性のパワーに

敬服します。

試してみたい!

今まで、クリニックでの薬で卵胞を育て、薬で排卵を起こし

薬で高温期を作り、そして生理が来ていました。

何年も同じことの繰り返して、結果が出ません。

精神的に追い詰められ

鬱っぽくなることも・・・

何もかも嫌になり、薬も止め、クリニックにいくのも止めました。

当然、何もしないと、生理が来ません。

思い立って、鍼灸治療を始めました。

”試してみたいんです!自分の体がどうなるか・・・”

もし少しでも自力で生理周期を作る力が残っているのなら

鍼灸でよみがえるかも・・・・と。

まだ、時間に少しだけ余裕がある患者さんは

自分の体が、鍼灸によってどう変わるかを

見極めたいようです。

私自身も、どうなるか楽しみです。

やめたけれども・・・

”薬服用した方がいいですか?”

と、ホルモン剤を一切やめて迎えた生理周期が

思った以上に不安定だったので

このまま薬を服用しないで大丈夫か

不安になった患者さん。

どこにも原因がなく、自力で生理も来ていたけれども

病院に行けば、お決まりの薬が処方され

ドクターの言うままに1年以上服用を続けていました。

確かに、薬を服用すると、基礎体温もメリハリがあり

理想的な状態を保ってくれます。

でも、結果が出ません。

薬の服用を続けることに不安を感じ

ドクターの言葉に不信感を抱き

きっぱりやめたはずの薬ですが、

いざ、基礎体温を見てみると

メリハリもなく、低く短い高温期に

一抹の不安を感じました。

体温が低くても、立ち上がりがゆっくりでも

黄体ホルモンは十分に分泌されています。

なので、全く問題ありません。

誰が言い始めたのか、基礎体温信仰。

その呪縛から逃れられず

苦しんでいる人がどれほどいるのか・・・・

あくまで目安の基礎体温が

絶対的な指標となって一人歩きしています。

”全然問題ないですよ”

との私の言葉に、

どれだけ納得したかは分かりませんが、

少しでも不安が取り除かれれば

幸いです。

薬より育ち

北海道出身の患者さんは

東京に住むようになって

アレルギー疾患に悩まされてきました。

その影響か、子供にも恵まれず

不妊治療を始めましたが

結果が出ません。

思い立って、鍼を始めて

アレルギーの状態は落ち着いてきました。

体もリラックスしてきています。

この夏、北海道に帰省したところ

肌の状態や髪の毛の状態が良くなっていることに

気づきました。もちろん、体調も良くなっています。

気持ちも落ち着いて、体がリラックスしていることを実感。

以前いらしていた東北出身の患者さんも、

やはり東京に出来て来てからアトピー性皮膚炎になり

それから様々な疾患に悩まされて病院を転々としていました。

同じに、実家に帰ると皮膚の状態が良くなるとのこと。

どんな薬よりも、やはり育った環境に身を置く事が

一番の薬になるのでしょう。

都会は、水も空気も汚れています。

数多くのストレスが、そこに住んでいる人に襲い掛かります。

もともと都会に住んでいる人は、

その耐性が体に出来上がっているけれども

水も空気も綺麗なところに育った人にとっては

それは毒以外の何ものでもありません。

気血の流れを良くすることで

その毒を外に出すというシステムを

体に作り上げることが

大切なのかもしれません。

分かっちゃいるけど・・・

”また調子悪くなってしまいました・・・・”

と、過敏性腸症候群の治療でいらしている患者さんは

辛そうにそう話します。

最初に来た頃よりも、腸の動きは確実に良くなってます。

下痢の回数も確実に減っています。

でも、時折、寝込んでしまうほど、

辛くなってしまう時があります。

原因は、ストレス。

ストレスが溜まってくると、

無性に食べたくなり、

過食に走ってしまうとか・・・・

当然、しばらくすると、胃腸が悲鳴を上げます。

分かってはいるけれども、

ストレスが甚大なので、止められないとか・・・・

原因が分かっているだけに、

それを改善すればいいのですが

自分ではどうにもコントロールが出来ません。

胃腸の不調の影には、

大抵、精神的な問題が隠れています。

ストレスを受けても

それに負けない体にしていくことが大切です。

体スッキリ!

”夏の方が、体がスッキリしますね!”

と体調管理に月1,2回来院している患者さんは

寒い時期との違いをそう話してくれました。

夏の暑いときに、熱いお灸をするというのは

聞くだけでも汗がにじみ出てきそうですが

現代では、空調が発達しすぎたせいで

夏の方が体が冷えやすいのです。

汗をかいて、体が冷え、

冷たいものを飲んで、体が冷え

エアコンの効いた部屋にいて、体が冷え

それでなくても、体が冷やそうとしているのに

これだけの冷やしの相乗効果あれば

嫌での体は芯から冷えてしまいます。

その結果として、体の機能が低下して

だるさや食欲不振などの自律神経症状が出てしまいます。

そういうときだからこそ

鍼灸をすると、体がシャキッとするのが

はっきりと分かるのかもしれません。

夏こそ、鍼灸を!!ですね。

原坊の朝顔2010 その2

20100812

ようやく、朝顔が咲き出しました。

種を撒いたのが3週間ほど遅れましたので

成長もその分遅れて

8月に入って、蕾が見えてきました。

今日は、6個ほど咲いたでしょうか。

淡い青紫色の花を咲かせています。

これから、どんどん咲く数が増えてきますので

楽しみです。

純心

二人目不妊で治療をしている患者さんは、

時折、娘から鍼治療をしている理由を聞かれるようです。

”ママが元気になって、赤ちゃんを産むためなんだよ”

と答えると、娘は、自分の時もそうしたのかと返します。

一人目もなかなか妊娠しなかったので

妊娠したときは、相当嬉しかったようで、

娘にその時のことを話すとき

”ママを選んでくれてありがとう!”

と、感謝の気持ちを伝えると

”ママは、私を選んでくれたの?”

と娘は返します。

そうよ、と伝えると、ほっとした様子で

”私もママが良かったの!”

と答えます。

妊娠するということが、どういうことなのか、

血を分け合うとことが、どういうことなのか、

女性にしか分からない微妙な感性が

そこにあるのでしょう。

子供は、自分がこの世に生まれたということの意味を

母親の感性から学ぶのでしょう。

母親もまた、子供から、生まれるということが

どのようなことなのかということを

学ぶのでしょう。

子供の純粋な心が

命の大切さを教えてくれます。

しんどい・・・

”とても、しんどいです・・・”

と、なかなか結果の出ないことに

焦りを感じている患者さんは

ぽつり、そうつぶやきました。

毎月生理が来るたびに

あ~、今月もダメだったか・・・

と、ため息をつきます。

IVFまでは、望んでいないので

どうにかAIHで、妊娠したい・・・

周期は正常だし、

自力で排卵もしている。

高温期もちゃんと2週間あるのに

なんで、妊娠しないんだろう・・・・

それは、多くの女性が抱える難問。

ごく普通の健康なご夫婦が、

排卵期にタイミングをとったとしても、

1周期あたりの妊娠率は約30%といわれています。

つまり、70%は妊娠しないのです。

実は、それだけ妊娠は難しいのです。

AIHでも、それは同じこと。

その3割の可能性を少しでも高くするために

鍼灸をしたり、漢方薬を服用したり

ヨガをしたり、ウォーキングをしたり

と、体作りをしています。

3割を4割へ、そして5割へと引き上げて

少しでも早く、結果を出したい・・・

そして、そのしんどさは、

喜びへのエネルギーと代わっていきます。

母親になるための、大きな試練だと思って

前向きに歩いていきましょう。

ジェットコースター!

”まるで、ジェットコースターのよう!!”

と、初めての体外受精で陽性反応が出た患者さんは、

それまでの心の激変振りをそう表現しました。

体外受精をされるほとんどの方は、

不安と期待が入り混じった複雑な心境になります。

ちゃんと良い卵が育つだろうか・・・

何個採卵できるだろうか・・・

受精はするだろうか・・・・

薬の副作用はあるだろうか・・・・

など、たくさんの不安を抱えつつ

治療の痛みにも耐えつつ

通院のストレスにも耐えつつ

治療を続けています。

血液検査のたびに、一喜一憂、

卵胞をチェックするたびに一喜一憂、

卵子のグレードを聞いては一喜一憂。

移植が終われば、判定までの期間、

悶々とした時間を過ごすことになります。

そして迎える判定の日。

多くの患者さんが、受験の発表を見に行くみたい・・・

と表現するように、緊張感はMAXになります。

陽性反応が出れば、嬉し涙、

陰性反応が出れば、悔し涙。

それまでの人生の中で、1ヶ月の間に

これだけの心の激変を経験することは

そうありません。

陽性反応が出ても、

胎嚢が見えるだろうか・・・

心拍は見えるだろうか・・・・

ちゃんと育っているだろうか・・・・

不安は尽きません。

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »